https://www.youtube.com/watch?v=maLaua5arN8
日本京都橘高校の吹奏楽部が今年、蔡英文・総統が会長を兼務する、中華文化総会の招きに応じて中華民国の建国記念日である10月10日に行われた双十国慶節祝賀大会でパフォーマンスを行い、大好評を受けました。一行の台湾訪問は5日だけでしたが、台湾で「オレンジ色旋風」を巻き起こしています。
中華文化総会は京都橘高校が学校での訓練の様子、台湾訪問、台湾でのパフォーマンスなどのシーンと裏話を5分間あまりの記録映像（ドキュメンタリー）にまとめ、21日に中華文化総会のフェイスブックページ、インスタグラム、YOUTUBE、Twitterなどのプラットフォームで公開しました。
このドキュメンタリーのタイトルは、「橘色旋風台灣遠征—2022日本京都橘高校吹奏樂部來台全紀錄（オレンジ色旋風の台湾遠征―2022年日本京都橘高校吹奏楽部來台全記録）」となっています。
中華文化総会の李厚慶・秘書長は21日に発表したニュースリリースで、今年の双十国慶節祝賀大会に京都橘高校の吹奏楽部をパフォーマンスに招いたことについて、今年はちょうど台日友情50年という節目の年に当たる。笑顔と活気に満ち溢れる京都橘高校吹奏楽部のパフォーマンスは、手を取り合って新型コロナウイルスのパンデミックに向き合ってきた、台湾と日本の友情とコロナ禍後の新生活に対する期待を象徴していると説明しました。
京都橘高校の吹奏楽部の台湾でのパフォーマンスは、中華文化総会と、双十国慶節祝賀大会の準備機関、国慶節準備委員会が半年の努力を得経てようやく実現できたものです。京都橘高校の台湾訪問は、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会、台湾の大手航空会社・中華航空（チャイナエアライン）、台北市のランドマークの圓山大飯店（ザ・グランドホテル）、台北凱撒大飯店(シーザーパークホテル)の協力も得ています。
李厚慶・秘書長によりますと、京都橘高校吹奏楽部の生徒らが台湾を離れる前の名残惜しさ、帰国後、送ってきた映像、写真、手書きのカードはいずれも中華文化総会の関連スタッフを感動させています。「また台湾に行きたい」、「台湾の大学に進学したい」、「台湾で仕事したい」という生徒もいて、今回の招待を一層有意義なものにしているということです。
特に注目されているのは、京都橘高校が双十国慶節の前日、10月9日、台北市内のナショナルシアターとナショナルコンサートホールの間にある広場で、台北市の女子名門校、台北第一女子高校と台中市の女子高校、暁明女子高校と交流を行い、一緒にパフォーマンスを行ったことです。
李厚慶・秘書長は、若い女子高校生らが言葉と国籍の垣根を越えて友情を深めることは、台湾と日本の友好関係のために新たな絆をつくることになると喜びました。
「橘色旋風台灣遠征—2022日本京都橘高校吹奏樂部來台全紀錄」
