
10月10日総統府前で行われる中華民国双十国慶節祝賀式典における各種パフォーマンスの中で目玉の一つといわれるのが中華民国国軍の三軍音楽隊と儀仗隊(マーチングバンド)によるライフルトスだ。今年は、背景に音楽がない中、ライフルを叩く音と地面を踏み鳴らす音のみでリズムをとり、フォーメーションを作る「上級モード」を行うほか、全員が初めて左手でライフルスピンを行う。入場から退場まで演奏される8曲のうち、7曲は国軍オリジナルの楽曲、ノーミスの出来に、当日のパフォーマンスに対する人々の期待は高まっている。
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音楽にあわせキビキビとした動き、年に一度、国慶節記念式典の目玉の一つが三軍大楽隊と儀仗隊によるパフォーマンスです。5日、憲兵指揮部で予行演習が行われました。
今年の注目は、背景に音楽がない中、ライフルを叩く音と地面を踏み鳴らす音のみでリズムをとりながらフォーメーションを作る試み。そして、史上始めて左手でのライフルトスに挑戦します。正確な動きは、日頃の厳しい訓練の成果です。
大部分の人は右手が利き手なので、左手でライフルトスを行うにあたっては、より時間をかけて練習しました。
パフォーマンスの際に使われる楽曲8曲中7曲は国軍のオリジナル曲、残り1曲はリッチー・レンのヒット曲を編曲したものです。
三軍楽儀隊、国軍連合楽隊が飛翔フォーメーションをつくります。
双十国慶節祝賀式典で素晴らしいパフォーマンスをみせられるよう、20分近いショーの細部にまでこだわります。