
近頃、朝の通勤・通学の際、気温からぐっと秋を感じるようになった。台湾中部・台中の標高2,220メートルの場所に位置する福壽山農場ではより明らかに感じられる。ここ数日、山の上の早朝の気温は10度前後まで下がり、農場内の数百本の様々な種類の楓の葉が次々と赤く色づいていて、紅葉狩りに来た旅行客を魅了している。
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秋になりました。台湾中部・台中の標高2,220メートルの場所に位置する福壽山農場では山の楓の葉が緑から赤に色づき始めました。
ここ数日、早朝の山の上の気温は10度前後まで下がり、日中は最高18度と朝晩の気温差が大きく、農場内の数百本の様々な種類の楓の葉が次々と赤く色づいていて、紅葉狩りに来た旅行客を魅了しています。
観光客:「ちょうどぐるっと写真を撮ってきた。ここの紅葉はとても繊細ね。そして青空をバックに逆光になればブルーの背景と相まってとてもキレイ」
農場の関係者によりますと、ここの種類の楓は、葉が小さく、秋の初めに緑、赤、黄色の葉が山を彩ります。中でも、鴛鴦湖付近の楓の歩道の日本風の造園は、さらに美しい景観を引き立たせています。
福壽山農場の王仁助・副農場長:「天気が次第に涼しくなってきたので楓も赤くなってきた。ぜひお越しください」
ただ、秋の始まりは天気が急に涼しくなったりするので、風邪をひかないよう、紅葉狩りに訪れる際には、出かける前に羽織るものを1枚多く持って出ることをおススメします。
(編集:中野理絵/王淑卿)