
10月10日は中華民国の建国記念日で、双十国慶節です。毎年10月10日午前、総統府前広場で盛大な祝賀式典が開催されます。祝賀式典に登場する戦闘機などのリハーサルが27日午前5時50分から7時40分まで行われました。
攻撃ヘリコプター・アパッチ、新型高等訓練機・Brave Eagle(ブレイブ・イーグル) 、F-5型戦闘機のほか、空軍の曲芸飛行部隊(アクロバットチーム)「雷虎小組(サンダータイガー)」もAT-3練習機を操縦して登場、総統府の上空を掠めていきました。
今年の双十国慶節のテーマは「守土衛国、你我同行(国土と国家を守り、あなたも私もという意味)」です。空中でのパフォーマンスをより完璧に行おうと、各種の戦闘機は27日朝、総統府前の広場で予行演習を行いました。多くの市民は、戦闘機のエンジンの大きな音によって起こされ、軍事マニアも朝早く総統府前の広場に駆け付け、空軍のパフォーマンスをいち早く楽しみました。
なお、双十国慶節の祝賀式典の準備作業を担当する国慶節準備委員会によりますと、9月29日と10月5日の早朝にも総統府の上空でさらに大規模な戦闘機のパフォーマンスの練習が披露される予定です。