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台米貿易協議の新枠組み、貿易交渉を開始

  • 18 August, 2022
  • 王淑卿
台米貿易協議の新枠組み、貿易交渉を開始
行政院経済貿易交渉オフィスは18日、6月に始動した、台湾とアメリカの貿易協議の新たな枠組み「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の貿易交渉開始を発表。行政院の蘇貞昌・院長(写真右)は、これは、台湾の経済のレベルアップ、台湾への投資意欲の向上、アメリカの資金と世界各国の技術の誘致などにつながるとして歓迎を示した。(写真:行政院のフェイスブックより)

台湾とアメリカの貿易協議の新たな枠組み「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」が6月に始動しました。行政院経済貿易交渉オフィスは18日、双方が貿易交渉を始めることに合意したと発表しました。

日本の内閣に相当する行政院の蘇貞昌・院長(=首相)は18日の閣議で、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の貿易交渉が正式に始まることについて談話を発表、行政院の報道官を兼務する、羅秉成・政務委員(無任所大臣)は、蘇貞昌・院長の談話として次のように伝えました。

蘇貞昌・行政院長は、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の貿易交渉が正式に始まることは、台米の貿易には画期的な発展があることを示している。これは、台湾の経済のレベルアップ、台湾への投資意欲の向上、アメリカの資金と世界各国の技術の誘致などにつながる。関連の交渉内容は、環境保護と労働者権益に対する台湾の重視を示している。これは台湾によるCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)参加など、国際組織への参与推進にプラスになるほか、台湾とアメリカは、経済協力によって第3国からの経済的な威圧行為に対抗することが出来る。」との見方を示しました。

行政院経済貿易交渉オフィスによりますと、貿易交渉は関税に触れませんが、四つの重要な目標があります。この四つの目標とは、第一に、国家全体の経済的な実力を強化すること。台湾とアメリカとの農産品貿易の促進、中小企業によるアメリカ市場開拓への支援、台湾のデジタル経済の強化、国際社会における台湾の環境保護と労働者の権益保護のイメージアップなどが含まれています。

第二に、台湾とアメリカの相互投資と相互貿易の強化。世界各国の台湾投資に対する意欲を高め、アメリカと世界各国の資金と技術を台湾に誘致することです。

第三に、台湾と世界各国とのリンクの制度化を強化すること。台湾とアメリカとの貿易協定の締結は、台湾によるCPTPP参加と国際社会への参与の推進にプラスになるほか、台湾に世界各国とのリンクの制度化を実現する機会も与えてくれます。

第四に、市場経済のメカニズムを強化すること。双方の連携によって台湾が非市場政策などに対応する力を強めることです。

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