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台湾産パイン輸出目標に3割不足、陳・主任委員:農家の収入は保障できている

  • 06 July, 2022
  • 中野理繪
台湾産パイン輸出目標に3割不足、陳・主任委員:農家の収入は保障できている
台湾産パインの今年の輸出量が目標に達していないことについて、農業委員会の陳吉仲・主任委員はパイナップル農家へのサポートを保障できていると説明した。(写真:農業委員会配信サイトより)

中国が昨年、予告なしに台湾産パイナップルの輸入を禁止としたことから、農業委員会は他の国への販路拡大を図っており、今年はさらに輸出量が増え3万トンにまで達したとしています。

しかしメディアは、農業委員会のオフィシャルサイトの数字によると、今年7月5日までのパイナップルの輸出量はわずか2万トンほどで、シンガポール市場での販売量はわずか32.9トンと、昨年上半期の260トンと比較すると明らかに大幅に減少していると報じています。

このことについて、農業委員会の陳吉仲・主任委員は6日、「全國績優休閒農業區頒獎典禮(全国優良レジャー農業エリア表彰式)」に出席した際に、台湾のパイナップルの年間生産量は40万トンであり、輸出目標は自己要求である。そのため日本市場でいうと、昨年の輸出量は1.7万トンだったが、今年は今日までの時点で1.8万トンを超えている。全体でみると、現在、中国以外の市場への輸出は昨年と比較して7%から8%増加していると回答しました。

陳吉仲・主任委員は、さらに重要なのは今年、農業委員会はパイナップルの産地価格を良好に維持し、以前より価格を高めにしていて、農家の収入を保障するには十分であると強調しました。

陳吉仲・主任委員は、

「産地価格は、1斤(600g)あたり、今年は24台湾元(日本円約109円)を維持している。昨年の22元と比べると高い。一昨年、まだ中国市場があったときの1斤あたりの産地価格20元と比べるともっと高い。つまり重要なのは、我々はこれらの措置を行うことで農家の収入の保障ができているということだ。もちろん当然、目標達成の比率が高くなれば高くなるほどいい。しかし、少なくとも我々は産地価格においては、全てのパイナップル農家へのサポートを保障できている」と説明しました。

シンガポールへの販売量が明らかに減少していることについて、陳吉仲・主任委員は、昨年、中国が台湾からの輸入を禁止して以降、一部の業者でコールドチェーンの処理の過程で常温に戻ってしまい、少数の良くないパイナップルが出てしまったことが主な原因であるとしました。

現在、農業委員会は、生産からコールドチェーン包装の分別や、燻蒸消毒までの全ての過程、さらに摘み取り、産地価格、輸出価格などを管理し、毎年の生産量と価格を確保することで、農家を満足させ、かつ、世界中、そして台湾の消費者が台湾の優良なパイナップルを食べることができるようにするために全力を挙げているとしました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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