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第33回「金曲奨」、蔡健雅が4度目の女王に

  • 06 July, 2022
  • 中野理繪
第33回「金曲奨」、蔡健雅が4度目の女王に
「第33回 金曲奨」の受賞者リストが2日夜、発表され、蔡健雅が標準中国語部門の最優秀女性ボーカル賞、年間アルバム賞など4つの部門で受賞、これで4度目の女王の座に輝き、金曲奨の標準中国語女性ボーカル賞受賞の新記録保持者となった。(写真:CNA)

「第33回 金曲奨」が閉幕。蔡健雅(タニア・チュア)が標準中国語部門の最優秀女性ボーカル賞、年間アルバム賞など4つの部門で受賞、これで4度目の女王の座に輝き、金曲奨の標準中国語女性ボーカル賞受賞の新記録保持者となった。標準中国語部門の最優秀男性ボーカル賞は、“中国ロック界の父”・崔健が獲得。客家語の歌手、黃連煜が個人のアルバムで3つの部門で受賞したのに加え、参加している新寶島康樂隊(New Formosa Band)も1部門で受賞した。このほか、血肉果汁機(Flesh Juicer)が最優秀バンド賞に、最優秀新人賞には珂拉琪(カラチ)が輝いた。

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毎年恒例の中国語音楽賞、「金曲奨」の受賞者リストが2日夜、発表され、蔡健雅(タニア・チュア)が10年ぶりにリリースしたアルバム「DEPART」で最優秀標準中国語女性ボーカル賞を獲得しました。蔡健雅にとって4度目の賞受賞で、張惠妹(アーメイ)の記録を抜き、金曲奨の受賞記録を持つ女王となりました。

またそれだけでなく、アルバム「DEPART」は、年間アルバム賞、標準中国語アルバム賞、ボーカル・レコーディング・アルバム賞と、合計4つの賞を受賞。今回の金曲奨で最多の受賞となりました。

彼女に付き添って金曲奨の受賞式典に参加した78歳になるお母さんも、娘が4つの項目で最優秀賞を獲得したのを見て、娘に変わって大興奮でした。

標準中国語男性ボーカル賞は、中国ロック界のゴッドファーザー、崔健が受賞。中国大陸の歌手として初めて金曲奨でキングの座に輝きました。

この他、客家語アーティストの黃連煜は、アルバム「滅人山」が最優秀客家語ボーカル賞、最優秀客家語アルバム賞、審査員賞を受賞。陳昇(ボビー・チェン)、阿VANと共に組んだ新寶島康樂隊(New Formosa Band)も今回の金曲奨で最優秀ボーカルグループ賞を獲得しており、それもあわせると黃連煜は4部門での受賞となります。

最優秀バンド賞を獲得した血肉果汁機(Flesh Juicer)もとても興奮していました。

血肉果汁機(Flesh Juicer):「クールだ!(司会者:ステージで名前を呼ばれた時、どんなことを考えましたか?)もう疲れていたけど、すっかり復活した!」

最優秀新人賞は、ネットで人気が高い「珂拉琪(カラチ)」が獲得。

最優秀台湾語ボーカル賞は、男性が王俊傑、女性は江惠儀(ジョイ・ジャン)が獲得、中でも江惠儀は2度目の女王に輝きました。バックステージでの受賞スピーチでは、プロデューサーでもあり、婚約者のSamuelも登場し、集合写真を撮り、マスコミの要望で、土下座プロポーズを再現し、会場は大いに盛り上がりました。

最優秀原住民族語ボーカル賞には、83歳のアミ族太巴塱集落出身の簡燕春(Osay Hongay)が獲得。小さい頃から現在まで、古い民謡歌を歌い続けてきて、金曲奨というこのような国の舞台に上がることができ、とても嬉しく、非常に光栄に思っている。80数年に渡ってこの道を歩き続けてきたが、決して無駄ではなかった。この古い歌の母となり、次の世代への教育を続けていきたいと語りました。

この他、これまでに何度も金曲奨を受賞している陳建年が、今年、アルバム「人之島pongso no Tao」で原住民族語アルバム賞を受賞しました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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