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蔡・総統が中央研究院に感謝=世界に台湾の研究実力を示している

  • 04 July, 2022
  • 風間 南
蔡・総統が中央研究院に感謝=世界に台湾の研究実力を示している
蔡英文・総統(写真右)が4日に開催された、台湾の最高学術研究機関である中央研究院の第34回院士(フェロー)会議に出席した。挨拶で、中央研究院のおかげで、スイスのビジネススクール国際経営開発研究所(IMD)が発表した「2022年度IMD世界競争力年鑑」の「人口1,000人あたりの研究開発人材」で世界一という成績を残せたと強調した。(写真:CNA)

 台湾の最高学術研究機関である、中央研究院は4日、第34回院士(フェロー)会議を開催しました。この会議に蔡英文・総統、陳建仁・前副総統らも出席しました。蔡・総統は挨拶で、中央研究院のおかげで、スイスのビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が発表した「2022年度IMD世界競争力年鑑」の「人口1,000人あたりの研究開発人材」で世界一という成績を残せたと強調しました。

 蔡・総統は、新型コロナウイルスが世界的に流行して2年余り、中央研究院は長年培ってきた学術的な力を活かし、国内外の防疫研究を積極的に支援してきたと述べました。その上で、台湾の安定した防疫の重要な柱であるのみならず、世界の防疫にも広く貢献していると話しました。

 また天文学の分野においては、人類史上初めて2度ブラックホールの撮影に成功し、中央研究院チームがキーとなり、人々が宇宙の謎を探求し続けられるようにし、世界に台湾の努力を見せ付けたと述べました。そして、人類史上初のブラックホールの映像は総統府にあり、台湾の強さ、より良くなること、努力する必要があることなどを思い出させてくれると話しました。

 蔡・総統は、中央研究院は政府の政策を支持し続けており、2050年のネットゼロ・エミッションの目標などに関するさまざまな研究に入っているし、成果も出していると述べました。

 蔡・総統は、「政府は2030年までに、9,000億台湾元(日本円で約4兆円)を投資し、エネルギーの高度化を推進する計画だ。中央研究院は、政府の方針に従い関連する研究を進めており、現在、地熱、海洋エネルギー、太陽エネルギーなどで初期成果をあげている。私は、産業界、政府、学術界が緊密に連携し続ける限り、あらゆる困難を乗り越え、各分野の目標を達成できると信じている。」と述べました。

 蔡・総統は、中央研究院は国際社会に台湾の研究の実力を見せつけるだけではなく、平和、民主主義、自由を重視していることも示していると話しました。ロシアによるウクライナ侵攻でも、中央研究院はいち早く声明を発表し、ウクライナの学者や学生に対し具体的な支援をしたと述べました。

(編集:風間みなみ/王淑卿)

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