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「2022台北フィルムフェス」、ノミネートリスト発表

  • 18 May, 2022
  • 中野理繪
「2022台北フィルムフェス」、ノミネートリスト発表
2022年の「第24回台北フィルムフェスティバル」の、「台北フィルムアワード」と「国際新人監督コンペティション」のノミネートリストが発表された。(写真:RTI)

2022年の「第24回台北フィルムフェスティバル」は16日、「台北フィルムアワード」と「国際新人監督コンペティション」のノミネートリストを発表した。台湾映画「美國女孩(American Girl)」は12部門に、「月老(Till We Meet Again)」は11部門にノミネートされた。この2作品と興行的に大ヒットしたホラー映画「咒(Incantation)」が共に100万台湾元(日本円約435万円)の優勝賞金を競うことになりそうだ。

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台湾の映画関係者から重視されている「台北フィルムフェスティバル」が16日、「台北フィルムアワード」と「国際新人監督コンペティション」のノミネートリストを発表しました。

「台北フィルムアワード」には、昨年、台湾版アカデミー賞こと「金馬奨(ゴールデンホースアワード)」で話題となり高く評価された台湾映画「美國女孩(American Girl)」が、長編作品、主演女優賞、新人賞、監督賞など12の部門でノミネート。

九把刀(ギデンズ・コー)監督の「月老(Till We Meet Again)」も11部門に名前が挙がっています。

また、「該死的阿修羅(Goddamned ASURA)」が9部門に、興行収入1億台湾元を突破したホラー映画「咒(Incantation)」も9部門にノミネートされています。

一方、国際新人監督コンペでは、12のエントリー作品が勢ぞろい。

ポーランドのアカデミー賞候補作品「正義的現跡(Leave No Traces)」、2021ヴェネチア映画祭入選作品「去你的垃圾山莊(Costa Vrava, Lebanon)」、2022ベルリン国際映画祭の「歡迎光臨便利黑店(Convenience Store)」、「冰島少年三加一(Beautiful Beings)」など、多様な作品があります。

台湾からは「美國女孩(American Girl)」の阮鳳儀(フィオナ・ローン)と、「小藍」の李怡芳もエントリーしています。

今回の台北フィルムフェスティバルのエントリーは268作品、そのうち長編映画が26作品、ドキュメンタリーが57作品、短編映画159作品、アニメ26作品と、前回の3分の2に減少しています。

作品の減少の理由について、台北フィルムフェスティバルの李亞梅・総監督は、

「直接の原因は昨年の新型コロナによる影響だ。多くの映画の撮影が中止や延期、あるいはその進行に影響を受けてしまったため、長編映画やドキュメンタリー、短編映画に関わらず、いずれも数が減った。第2に間接的な原因として、OTT(オーバー・ザ・トップ・メディアサービス)の普及によって、多くの制作会社がドラマ制作に進出し、長編映画の本数が顕著に減少した」と説明しました。

2022台北フィルムフェスティバルの2つのコンペティションの作品は、6月23日から7月9日の期間に上映。受賞者は7月9日の授賞式当日に発表されます。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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