
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」が10日、台湾では、新型コロナウイルスの新規市中感染者が50,780人、海外からの新規感染者が48人、新型コロナによる死者が12人増えたと発表しました。
単日の新規市中感染者数が5万人を上回ったのは初めてです。県市別に見ると、北部・新北市が16,906人で最多、次は台北市の10,283人、桃園市の7,006人、中部・台中市の3,346人、南部・高雄市の2,552人という順です。中等症と重症患者は48人増えました。
指揮センターの陳時中・指揮官は、感染確認者数が二日間連続で減少したが、10日再び増加に転じた。前の日に比べて25%も増えたと説明しました。
10日に新たに増えた死者12人は、20代から90代までの男性8人、女性4人。そのうち、10人は、慢性疾患があります。3人はワクチンを接種していません。