台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官が9日、5月末に台湾での新型コロナウイルス感染症がピークを迎え、感染者数が減少に転じてから、その法的位置づけを「第5類指定感染症」から「第4類」に引き下げる考えを示し、時期としては、7月の可能性があるとの見方を示しました。
中央感染状況指揮センターは、新型コロナウイルスの感染拡大は5月にピークに達すると予測しており、ピークが過ぎた後に感染者が減少に転じれば、現在の規制強制力の強い「第5類」の法定伝染病指定から、一般的な規制の「第4類」指定に引き下げることを検討するということです。
台湾での新型コロナウイルスの市中感染が急速に拡大し、1日当たりの新規感染者数が急増している中で、中央感染状況指揮センターが新型コロナウイルスの指定感染症のレベルを調整するかどうかが注目されています。