
アメリカのファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発した新型コロナウイルスワクチン185万7000回分が9日早朝、台湾に到着しました。ファイザー製ワクチンが台湾に輸入されるのは、今年に入って初めてです。このワクチンは、中華航空(チャイナエアライン)のCI-5528便で、ドイツのフランクフルトから台湾に運ばれました。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」によると、このワクチンは、すでにファイザー製ワクチンを接種した12歳から17歳の青少年の3回目接種に使われるということです。5月下旬から学校で接種が始まる予定です。
なお、指揮センターの陳時中・指揮官によりますと、子供向けのファイザー製ワクチン77.76万回分も5月12日に台湾に到着し、5月20日以前の接種開始を目指すということです。