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中国産バンレイシ輸入停止、陸委会:対抗措置ではない

  • 19 January, 2022
  • 中野理繪
中国産バンレイシ輸入停止、陸委会:対抗措置ではない
経済部国際貿易局は「台灣地區與大陸地區貿易許可辦法」第8条第2項に基づき、即日より中国大陸産の冷凍バンレイシ(釈迦頭)の輸入を停止すると発表しました。 これについて、台湾の対中国政策を担う大陸委員会は、中国大陸への対抗措置であることを否定した。(写真:CNA)

経済部国際貿易局は18日、「台灣地區與大陸地區貿易許可辦法(台湾地区および大陸地区貿易許可法)」第8条第2項に基づき、即日より中国大陸産の冷凍バンレイシ(釈迦頭)の輸入を停止すると発表しました。

これについて、台湾の対中国政策を担う大陸委員会(略称:陸委会)は、中国大陸への対抗措置であることを否定しました。

台湾東部・台東で生産されている、バンレイシの一種であるアテモヤ(パイナップル釈迦)は、中国大陸からの輸入禁止措置を受けた影響で生産量が過剰となり、業者が悲鳴をあげています。

大陸委員会のスポークスマンを兼務する、邱垂正・副主任委員は、業者の重圧を減らすため、政府は積極的に輸出販売のサポートを行っている。輸出に合わせて冷凍アテモヤに新たな専用商品分類を設けたため、禁輸の公告が出たわけでこれは中国大陸への対抗措置ではないと説明しました。

中国大陸の生のバンレイシは元々、輸入が禁止された農産品でしたが、「冷凍果実」の区分で台湾に輸入が可能となっていました。

経済部の発表によりますと、中国大陸の冷凍バンレイシは「台灣地區與大陸地區貿易許可辦法」第8条第2項の「産業に重大な悪影響を与えない条件」という項目に符合しないことから、輸入を停止したとのことです。

国際貿易局は、元々、冷凍バンレイシは「その他、未加糖の冷凍フルーツおよびナッツ」という区分に属していましたが、中国大陸からの輸入停止後、その区分を削除し、新たに「冷凍バンレイシ」という商品区分を設けました。

貿易局の輸出入統計によりますと、昨年(2021年)、中国からの「その他、未加糖の冷凍フルーツおよびナッツ」区分の輸入額は、105万8651米ドルで、前年比20%減でした。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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