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台日国会議員が安保フォーラム開催、台湾:日本版台湾関係法の制定希望

  • 18 January, 2022
  • 王淑卿
台日国会議員が安保フォーラム開催、台湾:日本版台湾関係法の制定希望
台日関係をより強化するため、与党・民進党の王定宇・立法委員(=国会議員)と、日本の自民党の中山秀泰・前防衛副大臣らが発起した「日台安全保障パートナーシップ対話」が、18日に行われ、民進党の趙天麟・立法委員は、台湾と日本は、助け合い、支えあいの関係にあり、中国の脅威に晒される際の生命共同体だとし、台湾と日本は互いに、日本関係法と台湾関係法を制定し、両国の交流のさらなるレベルアップを図るべきだという見方を示した。(写真:RTI)

台日関係をより強化するため、与党・民進党の王定宇・立法委員(=国会議員)と、日本の自民党の中山秀泰・前防衛副大臣らが発起した「日台安全保障パートナーシップ対話」が、18日に行われました。

台湾からは、民進党の趙天麟・立法委員と林静儀・立法委員が出席し、日本からは、中山氏と自民党の田畑裕明・衆議院議員がオンラインで参加しました。

趙・立法委員は、台湾と日本の関係は友好的で、日本政府は何度となく台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、台湾が国際組織に参加すること支持してくれ、中国が台湾に対して威圧行為を行った際、台湾に声援を送ったと指摘しました。また、趙・氏は、台湾と日本は、助け合い、支えあいの関係にあり、中国の脅威に晒される際の生命共同体だとし、台湾と日本は互いに、日本関係法と台湾関係法を制定し、両国の交流のさらなるレベルアップを図るべきだという見方を示しました。

趙天麟・立法委員は、「私の提案は次の通り。各分野における双方の協力を強化すること。各分野における意思疎通のプラットホームを構築すること。双方の各分野と省庁の対話のレベルを高めること。両国の海外駐在員の待遇や外交特権などを平等、互恵の原則に沿って調整すること、台湾と日本の各地の交流と往来を強化し、両国の観光を発展させ、両国の国民の交流をさらに便利にすることだ」と説明しました。

中山秀泰・前防衛副大臣は、自民党の若手議員の中で、台湾関係法を制定すべきかどうか論議しており、台湾関係法を研究するチームまで作った。日本国内でも関連の討論が行われたと述べました。また、現在、日台関係は日中和平条約による制限を受けているが、日本、台湾、アメリカは同盟のようなものを作り、アメリカでの陸・海・空軍の演習の際は、台湾にも参加させることが出来るとの考えを示しました。

(編集:風間南/王淑卿)

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