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長距離渡航者、11日より入境前に全員PCR簡易検査実施

  • 12 January, 2022
  • 中野理繪
長距離渡航者、11日より入境前に全員PCR簡易検査実施
海外に住む台湾人の帰国ラッシュが今週から始まった。大量の入境者から早期に感染を発見し、入境後、国内に感染が広がることを防ぐため、11日から長距離渡航者が入境する際、空港で簡易検査を受けなければならない。(写真:RTI)

海外に住む台湾人の帰国ラッシュが今週から始まった。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は、大量の入境者から早期に感染を発見し、入境後、国内に感染が広がることを防ぐため、11日から長距離渡航者が入境する際、空港で簡易検査を受けなければならないとし、陰性であれば入境が可能となり、陽性の場合は直接病院に搬送される。台湾桃園国際空港の感染拡大が続いていることから、陳時中・指揮官は10日午前、桃園空港に赴き、長距離渡航者のPCR検査の導線を視察。水際でウイルスの侵入を防ぎたいとしている。このほか、10日に、新たに感染が確認された感染者のうち2人は5歳未満の子供であったことから、市民から子供へのワクチン接種を開放するかどうかとの質問に対し、陳時中・指揮官は、現在のところ他の国ほど深刻ではないので、まだ子供にワクチン接種を開放する計画はないと説明した。

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指揮センターの陳時中・指揮官と 桃園空港前進指揮所の王必勝・指揮官

「このフライトの旅客の検査はここだけで行う。交差感染を防ぐため、他のフライトとは混ぜていません。」

ウイルスを国内に持ち込ませないために、搭乗客は、降りたらフライトごとに決められた待合所で簡易検査を受けます。

今週、海外から台湾へ戻ってくる人のピーク期を迎えます。そのため、11日から、長距離渡航者は必ず簡易検査を受けなくてはなりません。

台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は桃園空港に視察に訪れ、水際で食い止めようと呼びかけました。

指揮センターの陳時中・指揮官

「11日から始める。空港で出来るだけ多くの感染者を見つけたい。もちろん潜伏期間などの問題もあるので、検査にパスした人は、100%安全というわけではない。ただ、感染者の増加比率は大きく下がるだろう。」

(近距離渡航者の簡易検査も考えているのですか?)

「現在のところ考えてはいない。相対的に、台湾から遠く離れた国の感染状況が厳しいことによるものだ。」

長距離渡航者が陰性だった場合は、入境できます。

もし陽性だった場合は、どこの病院に搬送されるのでしょうか?救急車は足りるのでしょうか。

桃園空港指揮所の計画によりますと、長距離渡航者は飛行機を降りたら全員待合所で唾液を採取し、待合所の検査所で調べます。

1時間ほどで結果がわかり、陰性であれば入境でき、陽性の場合はそのまま救急車に乗せられます。

このほか、9日には5歳未満の子供2人の感染が確認されており、子供へのワクチン接種議論が巻き起こっています。

指揮センターの陳時中・指揮官は、

「子供が感染したからと言って全ての子供にワクチンを接種すればいいというわけではない。しかし、受けた方がいいなら受けておいた方がいいと思う専門家もいる。感染が拡大している国では5歳から11歳もワクチン接種が始まっている。しかし、感染状況は国によって違う。感染状況が深刻であれば脅威は大きい」と説明しました。

子供へのワクチン接種については、陳時中・指揮官はまだその時ではないと考えており、目下、重要なのは水際対策で、ウイルスが入ってこないようにすることだとしています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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