
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は27日、台湾で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は16人だと発表しました。そのうち、市中感染はいませんでした。海外から台湾に入って来た人からの感染確認は16人でした。また、亡くなった人もいませんでした。
海外から台湾に入って来た感染例のうち、1人はカザフスタンで開催されていたアジアシニア選手権に参加していた空手選手団の選手でした。これにより、この空手選手団のメンバー22人のうち、12人から感染が確認されました。
また、中央感染状況指揮センターは、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が世界的に拡大していることから、新型コロナウイルスに対する警戒レベルを、現在出されている4レベルあるうちの上から3番目に厳しい「レベル2」を、12月28日から来年1月10日まで維持すると発表しました。