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中選会:国民投票成立には495万6367票必要

  • 16 December, 2021
  • 王淑卿
中選会:国民投票成立には495万6367票必要
中央選挙委員会(略称:中選会)が、国民投票についてプロモーション映像を発表。(写真:YouTubeより)

建設が凍結された「第四原子力発電所の建設再開と稼働」など四項目の議題の是非をめぐる公民投票、すなわち国民投票が18日に行われます。

中央選挙委員会(略称:中選会)が14日に発表したところによりますと、全国レベルの国民投票の有権者数は1,982万5,468人です。台湾の公民投票法(国民投票法)の規定によれば、有効賛成票が反対票を上回り、しかも有効賛成票が有権者数の4分の1以上に達せば、その国民投票が成立します。そのため、今回の国民投票が成立するには、少なくとも495万6367票の賛成票が必要です。

中央選挙委員会の統計によりますと、各県と市の有権者数のうち、北部・新北市の有権者数が最も多く、342万7,162人に上っています。次は、南部・高雄市の235万3,773人、その次は、中部・台中市の233万7,667人です。北部の大都市、台北市は215万5,416人です。

12月18日に行われる、四項目の公民投票、すなわち国民投票とは、①建設が凍結された「第四原子力発電所の建設再開と稼働」に賛成するか。②政府が、赤身を増やす飼料添加物「ラクトパミン」が使用された豚とその肉、内臓、及び関連製品の輸入を全面的に禁止すべきことに賛成するか。③公民投票案が成立した後の一ヶ月から六ヶ月の間に全国レベルの選挙があった場合、公民投票はその選挙と同じ日に行うべきことに賛成するか。④台湾中油(中油、CPC)の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地(略称:三接)は北部・桃園大潭藻礁海岸とその海域から撤去すべきことに賛成するかという四項目です。

この四項目のうち、一項目目の「建設が凍結された『第四原子力発電所の建設再開と稼働』に賛成するか、と四項目目の「台湾中油の液化天然ガス受け入れ基地は北部・桃園大潭藻礁海岸とその海域から撤去すべきことに賛成するか」は、台湾の電力供給のみならず、台湾のこれからの経済発展や国家の発展にもかかわっているため、大きな注目を集めています。

なお、「藻礁」は、死亡した「無節サンゴモ類」が石灰化し、形成された「植物礁」です。平均10年に1センチしか伸びていません。桃園市の大園から観音を経て新屋まで続く「藻礁」は、数千年の成長により、ようやく今日の規模になっていますが、沿岸部の工業区の開発により、その規模は、27キロメートルから5キロメートルまでに縮小しました。

桃園の「藻礁」は、生態系が豊富で、百種類近くの生物が生息しています。その中には、保護対象となっているアオウミガメやシナウスイロイルカなども含まれています。桃園の「藻礁」は、世界的な海洋学者として名高いシルビア・アール博士率いるNGO「ミッション・ブル―(Mission Blue)」からも高い評価を受けています。

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