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台米日オンライン会議、安倍元首相:台湾の脅威は日本の緊急課題に

  • 15 December, 2021
  • 中野理繪
台米日オンライン会議、安倍元首相:台湾の脅威は日本の緊急課題に
日本の安倍晋三・元首相が、台米日のシンクタンク共催のオンライン会議にビデオメッセージを寄せ、台湾が脅威にさらされることは、日本にとって喫緊の課題と指摘した。(写真:総統府提供)

台米日のシンクタンクが共催したオンライン会議「2021台米日インド太平洋安全保障対話」が14日行われ、日本の安倍晋三元首相が、事前に録画したビデオメッセージによる講演を行いました。

講演の中で、安倍元首相は、日本、アメリカ、台湾は共に、自由、人権、法治および民主主義の信念を共有している。台湾およびその民主主義がもし脅威にさらされれば、日本にとって緊急の課題となる。そのため、台湾、アメリカ、日本は各分野での能力の開発を強化し、台湾の国際機関への加入を全力で支援し、台湾が共通の価値感をより強く守る存在にしていこうと発言。

安倍元首相はまた、台湾、アメリカ、日本は、海底、空域、ネット、宇宙を含むすべての開発分野の発展で努力を惜しんではならず、三者は関連する知識や技術を共有することを検討してもよいと語りました。

安倍元首相はさらに、アメリカ、日本、およびその他、理念の近い国々は、台湾がWHO(世界保健機関)などの国際機関へ加盟するのを支援するべきである。台湾はCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への参加の資格があると強調しました。

安倍元首相

「より尊厳のある台湾は、我々と共通の価値観をより強固に守る存在となる。そして、それは日本、アメリカ、および全世界の最大のメリットとなる。」

また、安倍元首相は、中国のような巨大な経済体が過ちを犯すことは自殺行為になりかねない。中国は領土拡大を追求せず、近隣諸国をいじめるようなことを自制するよう求める必要がある。このようなこと結局のところ中国は自国の利益を損ねることになると訴えました。

この他、台湾は1996年に史上初の総統直接選挙が行われた。その年が台湾に民主主義が根付き始めた年でもある。そして今年はそれから25周年だとコメント。台湾が民主的な政治体として、アメリカの「民主主義サミット」に参加したことを喜んでいました。

今回のオンライン会議では、アメリカのロバート・オブライエン元・国家安全保障問題担当大臣補佐官も講演を行い、国連の「アルバニア決議」によって、中国の地位は変わったが、台湾を国連機関から排除したわけではないと指摘、「台湾は国連で一席を持つべきで、世界も台湾に参加してもらうべきだ」とコメントしました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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