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台湾、11月のCPI年間増加率は2.84% 過去8年半で最高

  • 09 December, 2021
  • 王淑卿
台湾、11月のCPI年間増加率は2.84% 過去8年半で最高
行政院主計総処が7日に発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.84%増と105か月、過去8年半あまりの記録を更新している。主計総処によると、石油燃料費が国際的な原油高であること、そして昨年のベースが低かったことに加え、果物、航空運賃、野菜、外食費、家賃、肉類の価格が上昇。中でも石油燃料費の増加幅は過去6か月で、果物は過去64ヶ月で、外食費も過去31ヶ月で最高を記録してい。(写真:CNA)

行政院主計総処が7日に発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、前年比2.84%増と105か月、過去8年半あまりの記録を更新しています。

主計総処によりますと、石油燃料費が国際的な原油高であること、そして昨年のベースが低かったことに加え、果物、航空運賃、野菜、外食費、家賃、肉類の価格が上昇。中でも石油燃料費の増加幅は過去6か月で、果物は過去64ヶ月で、外食費も過去31ヶ月で最高を記録しています。

ただ主計総処は、これはインフレの状況ではなく、物価上昇の力が比較的大きいだけと強調しています。今後、国際的な石油価格の下落や、果物や野菜が天候の安定の下、供給が増加、政府の貨物税の引き下げなどの対策によって、12月の物価の上昇の圧力は緩和される見込みです。

主計総処の曹志弘・専門委員は、「ここ数か月の物価上昇の要因は、野菜・果物と石油燃料費の影響だ。ただコアCPIを見てみると、11月は1.49%増、1月から11月までの平均は1.28%増と比較的安定している。そのため、現在のところ、インフレの現象ではないと判断した。しかし、野菜・果物、エネルギーを含む全体を見ると、急上昇の勢いがあることは確かだ」と述べました。

なお、生活必需品17項目のCPIの上昇率はすでに緩和されていて、11月は3%台を切って、2.77%に下降しました。ただ、卵の上昇幅は今も大きく、11.27%に達しています。寒くなり需要が増加したことが主な要因とされています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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