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蔡・総統、国慶節談話で「四つの堅持」提出 与野党の団結呼びかけ

  • 10 October, 2021
  • 王淑卿
蔡・総統、国慶節談話で「四つの堅持」提出 与野党の団結呼びかけ
蔡英文・総統は10日午前、総統府前広場で行われた双十国慶節祝賀大会で「共通認識で意見の相違を解消、団結して台湾を守ろう」と題して談話を発表し、「四つの堅持」を提出した。この「四つの堅持」とは、「自由で民主的な憲政体制を堅持」、「中華民国と中華人民共和国が互いに隷属していないことを堅持」、「主権の侵犯と併呑は許さないことを堅持」、「中華民国台湾の前途はすべての国民の意思に従うことを堅持」。蔡・総統は、与野党に対し、意見の対立を止め、最大公約数を目指して頑張るよう呼びかけた。(写真:CNA)

10月10日は中華民国の建国記念日、双十国慶節です。10日午前、総統府前広場で祝賀大会が催されました。蔡英文・総統は、祝賀大会で「共通認識で意見の相違を解消、団結して台湾を守ろう」と題して談話を発表し、「四つの堅持」を提出、与野党に対して「自由で民主的な憲政体制を堅持」、「中華民国と中華人民共和国が互いに隷属していないことを堅持」、「主権の侵犯と併呑は許さないことを堅持」、「中華民国台湾の前途はすべての国民の意思に従うことを堅持」することを呼びかけました。

蔡・総統は、この「四つの堅持」は、台湾の人民が設けた最低ラインで、与野党の最大公約数でもあると強調しました。

蔡・総統は、談話の中で、国民に対して団結を呼びかけました。

蔡・総統によりますと、今日、世界に評価されている中華民国台湾の斬新な姿は、複数の世代の人々の努力によるものです。誰もその功労を自分だけのものと主張してはいけません。このことは私と無関係と主張する人もいないはずです。

823砲戦(1958年8月23日から10月5日にかけて、中国人民解放軍が離島・金門島に対し、砲撃を行いったことにより起きた戦い。金門砲戦とも呼ばれる)のとき、中共軍と勇ましく戦った中華民国国軍には省籍(出身地)の区別はなく、半導体の「護国神山(国を守る不思議な山)」と呼ばれる台湾積体電路製造(TSMC)の人材にも政党の区別はありません。しかし、国旗が消えたら、一緒に抗議したり、台湾が圧迫されたら、一緒に怒ったりします。これこそ、栄誉と屈辱を共にする感情です。包容力のあるこの国では、原罪の責任が問われる人はいません。出身地が違うから、共同体から排除される人もいません。この土地を尊重し、認める人なら、台湾はすべてそれを受け入れています。それを団結しています。

過去72年の発展は、国家の姿を大きく変えています。しかし、変化の中でも不変という堅持があります。それは「主権を確保し、国土を守る」ことです。これは台湾を存続させ、民主政治で豊かな成果を挙げるよう促す重要なキーで、過去72年来、国軍が国を守り、国のために戦う基礎でもあります。さらに各世代の台湾人の堅持でもあります。

蔡・総統は、残りの任期に国家の将来の発展のために、次の変局と挑戦に立ち向かうためにも、強固な基礎を築く必要があると説明、長期にわたって台湾人を悩ませ、意見が分れる議題について、みんなが受け入れられる解決策を見出すべきだと指摘しました。

蔡・総統は、これらの議題として、政府の体制と組織、地方制度、国土の管理・企画、区域の発展などの重要な議題の検討と調整、それに憲政体制の改革などを挙げています。

蔡・総統は、憲法改正のハードルが非常に高いと指摘、与野党が意見の対立を止め、最大公約数を目指して努力するよう促しました。移行期の正義、エネルギー政策などの重要な議題についても、残りの任期内にこれらの議題のために解決策を見出し、国家の発展のために方向性を固めていくと約束しました。

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