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在宅勤務、オンライン授業…台湾、電力需給逼迫

  • 24 June, 2021
  • 曾輿婷
在宅勤務、オンライン授業…台湾、電力需給逼迫
電力不足の解消を図り、政府は再生可能エネルギーの発展に力を入れている。2025年に、天然ガスによる火力発電を主力の発電方法にし、発電量を全体の50%に、その他、風力、地熱、太陽光など、再生可能エネルギーによる発電量を20%に引き上げ、原子力発電の発電量を1%に減少することを目指している。

新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務、オンライン授業など、家にいる人が増え、さらに夏場にあたり、エアコンの使用が増加しているため、台湾の電気消費量が例年より急増し、電力の需給がひっ迫しています。

台湾媽祖魚保育連盟(MFCU)の文魯彬(Robin Winkler)・理事長:「洋上風力発電所の工期が大幅に遅れている」

国立清華大学原子科学院の李敏・院長は、「今後6年間に、台湾の発電設備の設備容量が増えていなければ、2026年の5月から9月の夜には、電力不足で電力制限が実施される可能性がある」と予測しました。

政府は2025年に、天然ガスによる火力発電を主力の発電方法にし、発電量を全体の50%に、その他、風力、地熱、太陽光など、再生可能エネルギーの発電量を20%に引き上げ、原子力発電の発電量を1%に減少することを目指しています。

行政院は22日、台湾中部・台中発電所のガス火力発電設備の新設計画に特種許可を出しました。第1基は、2025年に稼働開始する予定です。そのほか、再生可能エネルギーも、ここ数年で著しく発展しています。

与党・民進党の洪申翰・立法委員は、「ここ数年、再生可能エネルギー、特に太陽光発電と洋上風力発電の発展はかなり速い。産業界も電力不足の問題はないが、グリーンエネルギーが不足している問題がある」と話しました。

台湾の半導体製造ファウンドリ、台湾積体電路(tsmc)もグリーンエネルギーの使用を支持しています。2020年7月、tsmcはデンマークのエネルギー会社、オーステッド(Ørsted)と契約し、台湾中部・彰化県にある洋上風力発電所の20年間の発電量を購入しました。

コロナ禍の影響を受け、現在一部の風力発電設備の建設は、工期が1年以上遅れています。しかし、台湾の電力不足を解消するため、政府はこれからも、再生可能エネルギーの発展を進めていくということです。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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