日本提供のAZワクチン、6/15から7種類の人に接種

  • 10 June, 2021
  • 曾輿婷
日本提供のAZワクチン、6/15から7種類の人に接種
日本から無償提供された英アストラゼネカ(AZ)製のワクチン124万回分は、6月15日から7種類の人を対象に接種が始まる。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は9日、公費負担のコロナワクチンの新たな接種順位を発表した。対象者は合計353万5000人。指揮センターはまず半分の量を、各地方自治体に配分する。(写真:衛生福利部食品薬物管理署提供、CNA)

日本から無償提供された英アストラゼネカ(AZ)製のワクチン124万回分は、6月15日から7種類の人を対象に接種が始まる。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は9日、公費負担のコロナワクチンの新たな接種順位を発表した。対象者は合計353万5000人。指揮センターはまず半分の量を、各地方自治体に配分する。指揮センターの陳時中・指揮官は、「コロナ感染のハイリスク地域においては、ワクチン接種対象への接種が順調に進めば、ワクチンを追加配分する。離島・澎湖、金門、連江のワクチン配分量も増やす予定だ」と話した。

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台湾における新型コロナウイルスの感染者が10日、新たに域内感染者が263人、域外感染者が3人増え、累計感染者数が1万2222人になりました。死亡者が新たに28人増加し、361人になりました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、「発症日とPCR検査を受けた日から見ると、感染状況はやや好転しているが、まだはっきりではないので、今後の推移に注意すべき」とコメントしました。

最近、感染者の突然死が多発しています。指揮センター医療応変チームの副責任者である羅一鈞・副部長は、「5月11日から6月7日まで、コロナによる死亡者数は合計296人。そのうちおよそ12%、35人は病院に運ばれる前に心肺停止となった。専門家の分析と海外の経験をまとめると、最も有力な死因は『無症候性(サイレント)低酸素症(ハッピー・ハイポキシア、幸せな低酸素症とも呼ばれる)』である」と分析しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるよう、指揮センターは新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させると決め、9日公費負担のコロナワクチンの新たな接種順位を発表しました。なお、日本から無償提供されたアストラゼネカ製のワクチン124万回分は、6月15日から7種類の人を対象に接種をはじめます。指揮センターはまず半分の量を、各地方自治体に配分します。

最新の接種順位は、第一類は従来と同じ、医療従事者。

第二類も変わらず、中央と地方の防疫スタッフですが、防疫作業にあたる警察官が新たに追加されました。

第三類はコロナ感染のハイリスクグループ、第四類は外交や公務で出国が必要な人と、国際大会に参加するスポーツ選手。第五類は社会福祉施設や機関の従事者およびその利用者、透析患者。宿泊療養施設、在宅介護、矯正施設の従業員も含まれます。

第六類は75歳以上の年長者。これは今回追加された分類です。

第七類は、国家の安全と社会機能を維持する人。従来の軍人と憲兵のほか、防疫作業にあたっていない警察官、国の重要施設に必要な従業員、物流および倉庫業者、高校以下の学校の教職員、児童保育施設の職員などです。

陳時中・指揮官は、第七類にある「重要施設」の具体的な対象者をリストアップするよう関係部会に要請しました。指揮センターはその重要性を審査し、もし審査を通過すれば、6月15日からは接種を行うことが可能になるということです。

陳時中・指揮官は、「第七類に該当する接種対象者にはそれぞれ優先順位がある。各主管機関には、必要性に応じて順位をつけてリストアップするよう要請した。指揮センターから許可を得てから、接種を行うことが可能になる」と説明しました。

そのほか、5月19日に台湾に到着した、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン41万回分は、台湾北部・台北市と新北市では第一類から第三類の接種対象者、他の地域では第一類に当たる医療従事者が対象となっていましたが、陳時中・指揮官は「まだ余分があるため、9日から台北市と新北市以外の地域の第二類と第三類の人も接種対象になる」と発表しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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