
15日、台湾における新型コロナウイルスの新規国内感染者が180人増え、市中感染が広がっています。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は15日、5月15日から28日まで感染エリアとされる台湾北部・台北市と新北市における感染症警戒レベルを第三級に引き上げると発表しました。
第三級の警戒エリアにおける9項目の防疫対策ガイダンスは次の通りです。
外出時、全行程においてマスクを着用すること。
不要不急の移動、活動、集会を避けること。
室内5人、室外10人以上の家庭の集会(同居者対象外)と、交流集会や社交パーティーなどを中止すること。
自ら健康状況を確認すること(症状があった場合、医療機関を受診する)
営業の場所、および行政事務などの公の事務を取り扱う機関について、人流抑制、マスクの着用、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を徹底すること。
職場と仕事の場所について、企業の持続的な経営を保つための防疫対策を遵守し、個人と職場における衛生面の管理をしっかりとし、勤務先の分散化、リモートワーク、フレックスタイム制の導入など、企業の持続的な経営を保つための対策をとること。
レストランや飲食店などについて、実聯制(名前や電話番号などを残して実際に連絡が取れるようにする制度)の実施、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保、仕切り板の設置などの防疫対策を遵守すること。これらの防疫対策を着実に実施するのが困難な場合、テイクアウトを推奨する。
結婚式と告別式について、実聯制(名前や電話番号などを残して実際に連絡が取れるようにする制度)の実施、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保のほか、清掃作業と消毒作業の強化も求める。
公共施設や公共交通機関での消毒作業を強化すること。
以上の9項目です。
「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、室内5人以上、室外10人以上の集会を禁止するのは、出勤、登校を禁止するのではなく、集会と交流活動の禁止が目的だと説明、この間、できるだけ食べ物を家に持って帰って家で食べるよう呼びかけています。
陳・指揮官は、どうしてもレストランなどで食べなければならない場合、安全な距離を保つことのできるところ、または仕切り板が設置されている飲食店を選ぶようアドバイスしています。
「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、室内5人以上、室外10人以上の集会を禁止するのは、出勤、登校を禁止するのではなく、集会と交流活動の禁止が目的だと説明、この間、できるだけ食べ物を家に持って帰って家で食べるよう呼びかけています。陳・指揮官は、どうしてもレストランなどで食べなければならない場合、安全な距離を保つことのできるところ、または仕切り板が設置されている飲食店を選ぶようアドバイスしています。