台湾の新型コロナ防疫警戒レベル、第二級へ引き上げ

  • 12 May, 2021
  • 中野理繪
台湾の新型コロナ防疫警戒レベル、第二級へ引き上げ
11日に新型コロナの国内感染者が新たに7人確認され、中央感染状況指揮センターはすぐに防疫警戒レベルを第二級に引き上げた。6月8日まで原則として屋外500人以上、屋内100人以上の集会活動を禁止とする。(写真:RTI)

台湾では11日、新型コロナの国内感染者が新たに7人確認された。1日あたりの国内感染者数としては最多。これを受け、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、中央感染状況指揮センターはすぐに防疫警戒レベルを第二級に引き上げた。中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は、結婚式場や食べ放題のレストランなどは、もし席を一定の距離を保ち、マスク着用などの防疫対策をちゃんと講じることが出来れば、同時に食事をする客が100人を超えてもかまわないとし、カラオケで歌う時も常時マスクをしたまま歌うことを推奨した。また、5月14日から5月18日にかけて開催される全国大学選手権大会、および5月15日、16日に行われる全国中学校一斉学力テストは中止とせず、予定通り行われる。

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昨日11日、台湾では新型コロナの国内感染者が新たに7人確認されました。11日までの1日あたりの国内感染者数としては最多です。

これを受け、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、中央感染状況指揮センターはすぐに防疫警戒レベルを第二級に引き上げました。

中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は11日、台湾全土を対象に、6月8日まで原則として屋外500人以上、屋内100人以上の集会活動を禁止とすると発表しました。

ただし、固定席で、一定の距離が保たれており、実名制、マスクを常時着用、飲食禁止を守ることができる場合、地方の主管機関に防疫計画を提出し、許可を得れば実施することができます。

なお、台湾鉄道、台湾高速鉄道、長距離バスなどの公共交通機関では再び飲食が禁止となります。

中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官

「映画館などの屋内施設は、前後左右を空席にする座り方、マスクの着用を要求。夜市ももちろん、ソーシャルディスタンスを保ち、人の流れのコントロールが必要だ。もしできないのであれば営業を停止するしかない。」

また、大人数が集まり食事をする食べ放題のレストランや結婚式会場などについては、不特定多数がテーブルを共にする場合は、適切な距離を保つか、仕切板を使用する必要がある。そうでない場合、100人以上の宴会を行ってはいけない。またカラオケで歌う時もマスクをしたまま歌って欲しいと語りました。

中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官

「常にマスクをしているのが一番いい。マスクをして歌うのもそんなに悪くない。以前は難しいと思われていたが、マスクをして歌ってもなかなかいいことに気づいた。マイクの感度が良ければ問題ない。」

学校においては、もし屋内で100人を超える規模の卒業式を行う場合は、防疫計画を提出し、少なくとも一定の距離を保った座席にする必要があります。

5月14日から5月18日にかけて行われる全国大学選手権大会の開閉会式は防疫規範に則り開催。20万人以上の中学生が参加する全国中学一斉学力テストは予定通り5月15日、16日に行われます。

中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官

「基本的には以前のように試験会場に付き添うことはできない。もちろん試験会場では一定の換気を行い、皆、マスクを着用する必要がある。リスクについては、リスクレベルによって別々の教室にする、単独でテストを行うなどとする。」

陳時中・指揮官は、各業種が、ソーシャルディスタンスを保ち、マスクを着用して、毎日従業員の健康状態を把握していれば、事業を続けることができる。近々予定されている芸術文化イベントも、防疫ガイドラインが守られていれば中止を求めることはないと強調しています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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