立法院、華航・ホテル集団感染の責任問う

  • 11 May, 2021
  • 曾輿婷
立法院、華航・ホテル集団感染の責任問う
立法院交通委員会が10日、台湾の大手航空会社、中華航空(チャイナエアライン、略称:華航)の乗組員の宿舎で隔離先でもあった、台北ノボテル桃園国際空港ホテルで発生した集団感染について、交通部、衛生福利部、桃園市役所など主管機関に報告を求めた。 中華航空傘下の台北ノボテル桃園国際空港ホテルが、一般開放する1号館の7階と8階をチャイナエアライン乗組員の宿舎兼隔離先にし、2号館を外国籍乗組員向けの防疫ホテルにしたため、この集団感染の責任帰属は議論の焦点となっている。左は交通部の王国材・部長、右は衛生福利部の石崇良・次長。(写真:CNA)

立法院交通委員会が10日、台湾の大手航空会社、中華航空(チャイナエアライン、略称:華航)の乗組員の宿舎で隔離先でもあった、台北ノボテル桃園国際空港ホテルで発生した集団感染について、交通部、衛生福利部、桃園市役所など主管機関に報告を求めた。

中華航空傘下の台北ノボテル桃園国際空港ホテルが、一般開放する1号館の7階と8階をチャイナエアライン乗組員の宿舎兼隔離先にし、2号館を外国籍乗組員向けの防疫ホテルにしたため、この集団感染の責任帰属は議論の焦点となっている。

チャイナエアラインと台北ノボテル桃園国際空港ホテルの集団感染は、11日時点で、累計感染者が36人、そのうち、外国人と本国人のパイロットが13人、乗組員が1人、同居家族が15人、ホテルの従業員が6人、ホテル業務の外注業者が1人。

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台湾の大手航空会社、中華航空(チャイナエアライン)と、それが経営・管理を委託した台北ノボテル桃園国際空港ホテルの集団感染は、11日時点で、累計感染者が36人にのぼりました。

立法院交通委員会が10日、チャイナエアラインの乗組員の宿舎で隔離先でもあった、台北ノボテル桃園国際空港ホテルで発生した集団感染について、交通部、衛生福利部、桃園市役所など主管機関に報告を求め、責任の帰属を調査しました。

台北ノボテル桃園国際空港ホテルが、一般開放する1号館の7階と8階をチャイナエアライン乗組員の宿舎兼隔離先にしたことについて、交通部民用航空局の林国顕・局長は答弁で、「2月20日に事情を知り、チャイナエアラインに確認を求め、チャイナエアラインに台湾元百万元以上の罰金を科した」と説明しました。

林国顕・局長は、「チャイナエアラインは、その乗組員が住むホテルは合格した防疫ホテルなのか、ちゃんと確認できていなかったため、罰金処分を受けた。乗組員の住む場所ですら把握できないチャイナエアラインは、管理を怠っている」と指摘しました。

チャイナエアラインの陳奕傑・副総経理(=副社長)は、台北ノボテルが4月20日に民用航空局に返信する際、チャイナエアラインにもコピーを送信したと話し、その内容によると、ホテルの1号館では、フロアと動線をも分けており、防疫ホテルの基準を満たしていると説明しました。チャイナエアラインと台北ノボテルの関係について、

陳・副社長は、「台北ノボテルの運営は、アコーホテルズに依頼しているから、契約により、チャイナエアラインはその運営や人事に口出しすることはできない」と話しました。

それに対して、林俊憲・立法委員は、防疫ホテルは、フロア分けと動線分けをすることができるが、台北ノボテルはそれを確実に行っていないと指摘しました。

林俊憲・立法委員は、「ニュージーランドの防疫ホテルでは、確実に一般客と在宅隔離を受けている人を分けるため、戦闘服を着る軍人たちが警備している上、『出入り禁止』とのお知らせも貼ってある。台湾の防疫ホテルは確実に隔離できているのか?特に台北ノボテルの1号館と2号館は、同じガーデンを共有している。1号館、2号館を問わず、従業員は常にそこで喫煙する」と批判しました。

立法院交通委員会は、チャイナエアラインと台北ノボテルの抜け穴について、2週間以内に報告書を提出するよう、交通部と衛生福利部に要求しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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