苗栗と台中、4/6から段階的給水停止、新竹が秘密兵器で難を逃れる

  • 06 April, 2021
  • 曾輿婷
政府の干ばつ対策本部、「干ばつ中央災害対策センター」は今月(4月)6日から、台湾北西部・苗栗と中部・台中の給水状況を示す信号を、段階的に給水または全域同時に給水を停止することを示す「赤信号」に切り替え、「週5日給水、2日給水停止」の給水制限を実施すると発表した。これにより、約106万戸が影響を受け、節水率15%を達成すると予測されている。(写真:CNA)

台湾では深刻な水不足が続き、今後の降水量も平年より低いと予測されている。政府の干ばつ対策本部、「干ばつ中央災害対策センター」は今月(4月)6日から、台湾北西部・苗栗と中部・台中の給水状況を示す信号を、段階的に給水または全域同時に給水を停止することを示す「赤信号」に切り替え、「週5日給水、2日給水停止」の給水制限を実施すると発表した。これにより、約106万戸が影響を受け、節水率15%を達成すると予測されている。

同じく水不足が懸念されている、北部・新竹では、今年1月に完成した、北部・桃園と繋がる配水管が、毎日20万トンの水を輸送できることと、臨時的な海水淡水化施設が1日1.3万トンの水を供給できるおかげで、赤信号にならず、給水制限を実施するオレンジ信号となっている。

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台湾で水不足が続いている中、政府の干ばつ対策本部、「干ばつ中央災害対策センター」は今月(4月)6日から、台湾北西部・苗栗と中部・台中の給水信号を、段階的に給水、または全域同時に給水を停止することを示す「赤信号」に切り替えると発表しました。苗栗と台中、そして同じく台湾中部にある彰化県の北は、6日からは甲乙の2つのエリアに分けられ、週2日の給水停止給水制限が実施されています。甲エリアは火曜と水曜、乙エリアは木曜と金曜に給水が停止されます。これにより、およそ106万戸が影響を受け、節水率が15%になると予測されています。

台中の台中サイエンスパーク、后里サイエンスパークなど、地下水を利用、或いは専用の配水管のある一部の地域では、減圧給水を実施します。

「干ばつ中央災害対策センター」の指揮官を兼務する、経済部の王美花・部長は、「地下水を利用、或いは専用の配水管のある一部のエリア、サイエンスパークなどでは、給水を停止する必要はない。減圧給水を通して、節水目標である15%を達成する」と説明しました。

また、干ばつ中央災害対策センターは、給水信号が赤信号となった苗栗と台中における、毎月の水道使用量が1000立方メートル以上の工業用水使用者を対象に、4月1日から6日まで週2日間の給水制限が実施されるまで、節水率を現在の11%から13%に引き上げるよう要請しました。王美花・経済部長は「産業の運営には衝撃を与えない」と強調しました。経済部の公式フェイスブックファンページによりますと、5月末までに、苗栗と台中の累計降水量が300ミリリットルに達していれば、赤信号を解除するということです。

なお、苗栗と台中と同じく、水不足が懸念されている、北部・新竹では、赤信号にならず、給水制限を実施するオレンジ信号のままの理由について、王美花・部長は、「新竹には2つの秘密兵器がある。1日20トンの水を輸送できる、北部・桃園と繋がる配水管と、1日1.3万トンの水を供給できる、臨時的な海水淡水化施設のおかげで、新竹の宝一ダム、宝二ダムの水位の低下量が少なくなった。これで引き続き水を供給できる」と説明しました。

そのほか、干ばつ中央災害対策センターによりますと、南部を流れる川、高屏渓(こうへいけい)の流量は、4.8立方メートル毎秒を下回ったため、高雄市でも1日から減量給水が実施されています。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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