台湾の校舎改造計画、日本のデザイン賞金賞受賞

  • 13 January, 2021
  • 中野理繪
教育部と台湾デザイン研究院が2019年に立ち上げた「キャンパス美的デザイン実践プロジェクト」が日本のグッドデザイン賞「金賞」を獲得した。外国の受賞は台湾だけ。このプロジェクトから日本も学べることが多いと評価された。(写真:CNA)

教育部と台湾デザイン研究院が2019年に立ち上げたプロジェクト「2019學美・美學—校園美感設計実践計画(キャンパス美的デザイン実践プロジェクト)」が日本の「グッドデザイン賞2020」の金賞に選ばれ、先日、授与された表彰状とトロフィーが台湾デザイン研究院の張基義・院長から教育部の蔡清華・次長へと贈呈された。このプロジェクトは、少子化に伴う予算削減と学校設備の老朽化問題に対し、教師と生徒がクリエイターとともに知恵を出し合い、自らが使う学校の再デザインプランを作成するもので、教育改革に合わせて、行政主導とは思えないスピードで拡大している取り組みが日本も学べることが多いと評価された。

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教育部と台湾デザイン研究院が2019年に立ち上げたプロジェクト「2019學美・美學—校園美感設計実践計画(2019キャンパス美的デザイン実践プロジェクト)」が日本の「グッドデザイン賞2020」の金賞に選ばれ、先日、授与された表彰状とトロフィーが台湾デザイン研究院の張基義・院長から教育部の蔡清華・次長へと贈呈されました。

このプロジェクトは、少子化に伴う予算削減と学校設備の老朽化問題に対し、教師と生徒がクリエイターとともに知恵を出し合い、自らが使う学校の再デザインプランを作成するもので、教育改革に合わせて、行政主導とは思えないスピードで拡大している取り組みが日本も学べることが多いと評価されたものです。

教育部の蔡清華・次長

「(グッドデザイン賞)ベスト100だけでなく、5大特別賞の一つである『金賞』にも選ばれた。外国の受賞は台湾だけだ。彼らにもう一度大きな拍手を送ってください。これは本当に、本当に、簡単なことではない。」

台湾デザイン研究院の張基義・院長

「今回、日本の審査委員会から直接、私たち台湾デザイン研究院に連絡があった。この受賞経験を日本政府にも伝えたいということ。日本の大きな建設は非常に素晴らしい。しかしこのような非常に小さな建物、学校や、古くなったものなどはシステムに取り組んでいない。だから今回台湾が受賞した経験が日本に影響を与えることを期待している。」

このプロジェクトでは20のデザインチームが25か所の学校に出向き、学校の要求に対して、未使用スペースのリノベーション、収納機能の増加など、指標となる機能の最適化を図ったり、特色豊かな教室を作りました。

例えば、台南市の勝利小学校のメディアクリエイティブ教室では幅をさらに広げた「撮影スタジオ」にしたり、嘉義県の嘉北小学校の管楽器・吹奏楽器教室ではリノベーション後、授業、楽団の練習、コンサート、そして独奏など、4つの機能を持つ音楽ホールとなりました。

嘉北小学校の趙季薇・校長

「我が校の生徒も先生もみな、この空間は誇りとなった。みんなこの空間がとても好きだ。ここで授業をすることがお気に入りだし、今、吹奏楽団が中で練習しているが他の授業の邪魔になることもない。」

この「キャンパス美的デザイン実践プロジェクト」は、現段階で全国25か所の学校のデザイン改革に成功し、現在第2段階に入っています。教育部は今後も引き続き、さらに多くの学校のリノベーションをし、台湾の学校をどんどん美しくしていきたいとしています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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