
中華民国台湾の識別度を高めるため設計された、ICチップ入り新版旅券(パスポート)が来年1月11日から発行されます。国内のみならず、中華民国台湾の在外公館でも申請することが出来ます。
今のパスポートは、有効期限が切れていない限り、そのまま続けて使用することができますが、新版旅券への切り替えを申請することも出来ます。
外交部の欧江安・報道官は、「新版旅券は、現在の旅券の要素と枠組みを残す前提の下、『TAIWAN』を大きくした。そして中華民国の国名の英語表記『REPUBLIC OF CHINA』で国章(国徽)を取り巻くことで、ICチップ入り新版旅券の表紙における『TAIWAN』をさらに際立たせた。外交部はすでに各在外公館を通じて各国の政府、関連の空港、港湾施設、税関、移民局、『国際航空運送協会(IATA)』、各航空会社に、新版旅券を使用する国民の便宜を図るよう求めた」と説明しました。
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外交部、新たな旅券の表紙デザインを発表 「TAIWAN」文字拡大