台鉄新通勤電車EMU900、車内初公開

  • 17 October, 2020
  • 王淑卿
在来線・台湾鉄道が輸送力を高めるため、52編成、520両の新型通勤電車EMU900を発注した。一編成目と二編成目は24日午前、花蓮港に到着する。それに先立ち、台湾鉄道は17日、列車の内装を公開した。シンプルなデザインだが、明るくて乗り心地がよさそう。(写真:台湾鉄道提供)

在来線・台湾鉄道(台湾での略称は台鉄)が輸送力を高めるため、台湾元253億元(約日本円926億円)を支出して52編成一編成10両、合わせて520両の新型通勤電車EMU900を発注しました。これらの列車がすべて運営に加わったら輸送力を40%引き上げられる見込みです。

1編成目と2編成目は24日、台湾東部の花蓮港に到着します。台湾鉄道は24日、花蓮駅で新車発表会を行いますが、それに先立って17日に列車の内装を公開しました。新たな車両には自転車と車椅子を置くスペースが新設されたほか、妊婦専用の座席も設けられています。車内には防犯カメラが設置され、車内とドアを監視することが出来、乗客を安全事故や犯罪行為から守ることが出来ます。

台湾鉄道によりますと、列車の安全性を高めるため、EMU900の列車統合管理装置(TCMS)の機能が強化されるほか、自転車で台湾各地を旅する人が増えていることに合わせ、自転車を置くスペースを増やします。収容できる自転車の数を増やすため、自転車を横に置くこれまでの方式から縦に置く方式に変え、車両一両に自転車を12台置くことができます。

EMU900におけるバリアフリーが大きく進歩しています。今の通勤列車は最初と最後の車両に車椅子を収容できるスペースをそれぞれ二ヶ所設けられているのに対して、EMU900では、車椅子の収容スペースを6号車に集中し、5号車に乗務員室を設け、車掌が車椅子の利用者の近くにいて関連サービスを随時提供することが出来るようにしています。

EMU900は、妊婦や乳幼児らのニューズも重視しています。妊婦専用の座席を設けるほか、この座席のすぐそばにベビーカーを置くスペースも設けています。そして妊婦専用のセンサー識別ボタンも設けられています。妊婦が座席に座りたいとき、ボタンを押すと、妊婦専用の座席のライトが明るくなり、音楽が流れます。これは乗客が妊婦に席を譲るよう促すためです。

なお、車内の照明設備は、車内と外部の環境の変化に合わせて明るさを自動的に調整することが出来ます。

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