台湾鉄道が通勤電車「EMU900」の新車購入、10月末に輸入

  • 28 September, 2020
  • 早田健文
台湾鉄路が韓国の現代ロテム通勤電車「EMU900」型の新車を購入。(写真:台湾鉄路管理局)

台湾で在来線を運営する台湾鉄路管理局が韓国の現代ロテム(ヒュンダイロテム)から購入した通勤電車「EMU900」型の新車の第一陣が、10月末に台湾に到着する予定です。

今回、台湾鉄路は、253億台湾元(日本円およそ900億円)で、52編成、520両の「EMU900」型通勤電車を導入しますが、10月末に到着するのはそのうちの2編成、20両です。台湾に到着後、3カ月以上のテストを経て、営業運転に投入されます。

台湾鉄路では、現在使用している車両の老朽化が進んでいることから、輸送能力を強化するため、新車を購入することを決定したものです。

台湾鉄路では、新車の品質と運行の安全のため、システム全体の安全性・信頼性の評価をおこなう手法を規格化した「RAMS規格 」(ラムズきかく) を定め、技術、安全、証明サービスに関する認証機関であるドイツのテュフ・ラインランドの台湾子会社を、IV&Vと呼ばれる独立した認証機関に指定している。

現在、台湾の通勤電車の主力は「EMU700型」、「800型」で、1編成が8両です。これに比べて、新車の「EMU900」型は、1編成当たりの輸送能力がおよそ40%アップします。「EMU900」型は、10月末に続いて、来年2021年に10編成100両、2022年に12編成120両、2023年には52編成、520両が到着する予定で、段階的に老朽化した車両と入れ替えます。

「EMU900」型は、最も美しい通勤電車と呼ばれており、現代ロテムとフランスのTGVの車両を設計したことのあるMBDテクノロジーズが共同で設計したものです。

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