
台湾では、台風が付近の海域を通過する影響で、ここ数日午後になりますと、スコールが降ります。雨が降ると、ちょっと涼しくなりますが、雨が止んだら、また暑い日が続きます。
中央気象局が28日に発表したところによりますと、今年の夏、6月から8月26日までの平均気温は、29.54℃に達し、台湾史上最も暑い夏となっています。
台湾各地のうち、台湾南東部・台東県の大武で7月に40.2℃、台北市で39.7℃、台湾の最高峰・玉山(標高3,952m)では23.8度が観測されました。いずれもこれまでの最高を更新しました。
今年は雨量が少なく、平均値の5割しかないということです。台湾の中南部はもうすぐ渇水期に入るため、中央気象局は、節水を呼びかけています。
中央気象局の観測では、今年の6月1日から8月26日まで、日中の最高気温が35℃を超えたのは72日、36℃を越えたのは55日、37℃を越えたのは30日、38℃以上は13日でした。いずれも記録を更新しました。