
ポストコロナ時代の経済振興を図るクーポン券、「振興3倍券」は、15日から、第一陣の受け取りがスタートします。
経済部中小企業処によりますと、12日まで、第一陣と第二陣を合わせて、振興3倍券の予約者数は台湾人口の半数を越える1192万9499人でした。そのうち、紙のクーポン券の予約は1035万5235人、およそ予約者の87%を占めています。
第一陣として、7月1日から7日までに予約した人は、15日から31日までにコンビニでクーポン券を受け取ることができます。予約しなかった人も、郵便局で直接クーポン券を購入することができるため、各地のコンビニと郵便局では長蛇の列が予測されています。
経済部の王美花・部長によると、マスクの実名制予約販売「マスク3.0」の経験から見ますと、およそ6割の人は、最初の3日間に受け取ります。王・部長は、「予約購入ができたから、クーポン券は必ずもらえる。なるべく人混みを避けるように」と呼びかけています。
各コンビニも消費者に対して17日以降に受け取るよう呼びかけ、セブンイレブンは17日から21日までにクーポン券を受け取る人を対象に、コーヒーの割引券を配布すると発表しました。
なお、郵便局も混雑緩和対策として、13日に中華郵政のオフィシャルサイトで、20日以降の「クーポン券受け取り予約サービス」を開始しました。14日午後2時までに、すでに21万3000件の予約がありました。
王・経済部長によりますと、振興3倍券は現金と同じ効力を持っているため、経済部は、すでに人混みの多いところでパトロールを強化するよう警察に指示しました。
また、紙のクーポン券が予想より予約が殺到したことに対して、すでに1700万人分を追加印刷し、20日までには完成するということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)