
6月8日は世界海洋デーです。昨年台湾初の「海洋基本法」が公布された後の初めての「国家海洋デー」でもあります。
蔡英文・総統は自身のフェイスブックに投稿し、台湾は四方が海に囲まれいる。海は、台湾と世界を繋げているほか、無限な可能性をももたらしている。政府は今後も海洋の安全性の向上に努めるほか、生態系の保全と持続可能な発展の前提の下、海洋産業の多様性を高め、よりフレンドリーな法規制を通じてみなが海に接近、海を認識するよう促す方針を示しました。
蔡・総統は、「行政院は、昨年に打ち出した『山に敬礼』という政策に引き続き、今年は『海に敬礼』という政策も打ち出し、各種の海洋事務の推進に積極的に取り組んでいる。それによって台湾を、エコで、安全で、繁栄する海洋国家として建設しようとしている」と説明しました。
蔡・総統は、台湾南部・高雄市に住むネットユーザーに対して、海洋委員会主催の展示会に足を運ぶよう呼びかけています。蔡・総統は、同展示会では、「海岸巡防署」、「海洋委員会海洋保育(保全)署」、「国家海洋研究院」、「海廃(海洋ゴミ)再生連盟」などの成果が展示されており、海に対する理解を深めるのに役立つと薦めています。
(編集:王淑卿)