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台北メトロ・市内バス、4/4よりマスク着用しない人に罰則

  • 04 April, 2020
  • 王淑卿
台北メトロ・市内バス、4/4よりマスク着用しない人に罰則
台北市の新交通システムMRT・台北メトロ、台北市と新北市の市内バスなど台北市と新北市の公共交通機関を利用する際、マスクを着用しない場合、4月4日より罰則の対象になるかも(写真:CNA)

交通部が4月1日より公共交通機関利用時、マスクの着用を義務付けています。それを受けて台北市は3日夜、罰則を公表しました。台北市の新交通システムMRT・台北メトロ、台北市と新北市の市内バスなど台北市と新北市の公共交通機関を利用する際、マスクを着用しない場合、4月4日より罰則の対象になる可能性があります。複数回も規定に違反した場合、台湾元3000元(約日本円1万円)から台湾元1万5000元(約日本円5万3000円)の罰金が科されます。

一方、新北市も台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」の規定に則って、3日より市民に対して、公共交通機関利用の際、全行程マスクを着用するよう求めています。公共交通機関は、マスクを着用しない人の搭乗を拒否することができ、複数回マスクを着用しない乗客に対して、「伝染病防治法(感染症防止治療法)」第70条の規定に基づいて最高台湾元1万5000元(約日本円5万3000円)の罰金を科すことができるということです。

なお、台北市は、9日より台北市役所のオフィスビル、各行政区の行政センター、警察局、台北市立図書館など台北市管轄下の機関に入る際、全行程マスクの着用が求められます。マスクをしない人の進入が拒否されます。 

台湾北部・台北市の柯文哲・市長が3日夜、自身のフェイスブックに投稿し、「市内バスも台北メトロも密閉された空間だ。社会的距離を保つのが困難だ。しかし、台北メトロも市内バスも台北市と新北市市民の通勤、通学の足。マスクの着用を『勧告』から『強制』まで厳格化する前、まず新北市とコンセンサスに達さなければならない。新北市の侯友宜・市長の迅速な対応と支持に感謝している。」と書き、台北市と新北市が公共交通機関利用時にマスクを着用しない人に対して共に罰則を実施する背景を説明しました。

(編集:王淑卿)

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