
あと1週間で高校以下の学校の2019学年度第2学期が始まるため、各校の防疫戦が本格化している。国立台湾大学公衆衛生学院も新型コロナウイルスの流行を防ぐために、休憩時間をずらすことが好ましいとし、また教室の窓は20分ごとに1~3分開けて空気を入れ替えたほうがいいとアドバイスしてる。いったん発熱やせきのある人が現れると、皆が感染してしまう可能性があるので注意が必要だ。
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普段はみんなで一緒にと言われますが、今は密に接近することはあまりよくありません。
台湾大学公衆衛生学院の詹長権・院長
「休憩時間は少しでも分けたほうがい。全校を2つ3つに分けて、5分10分ごとに休憩するというような感じだ。」
学校内での防疫の戦いが始まります。
ウイルスの広がりを防ぐには、人混みを避けたほうがいいです。
学校再開以降、校内に入る前に3つの対策を設けます。まずは発熱がないかを測り、両手にアルコール消毒、靴も消毒液を踏んで消毒します。
そして最も重要なのは、授業中、教室は人が集まるので窓を開けることです。
台湾大学公衆衛生学院の陳佳堃・准教授
「1分で室内の空気を換えることができる。寒い時は20分に1分~3分窓を開けてください」
子供たちの鼻孔にウイルスが付くチャンスを与えないように、授業の際、窓を開けて空気を入れ替えることを覚えておきましょう。
(編集:中野理絵/王淑卿)