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台北国際コミック・アニメフェスティバル、新型肺炎防止に注意

  • 03 February, 2020
  • 早田健文
台北国際コミック・アニメフェスティバル、新型肺炎防止に注意
台北市の南港展覧館2号館で、第7回台北国際コミック・アニメフェスティバルが、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の中でも予定通り開催された。ほとんどの入場者が、マスクを着用している。

まだ空が暗いうちから、台北市の南港展覧館2号館の前には、大勢の人が列を作っています。この日は気温が下がったため、厚着の人が多く見られました。テントを用意して徹夜した人もいます。これは、第7回台北国際コミック・アニメフェスティバルに入ろうとする人たちです。

会場には、ゆるキャラも登場し、観客を沸かせました。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の中でも、予定通り開催されました。ほとんどの入場者が、マスクを着用しています。お目当ては福袋です。

アニメ・ファン1「福袋を買います」

アニメ・ファン2「マスクしなくても大丈夫ですよ。たいして変わらないでしょう」

アニメ・ファン3「心配はしていません。皆がマスクをして予防に努めていれば、基本的に心配はないはずです」

アニメ・ファン4「親からは来るのを反対されました。でも、自分もお金を儲けて、好きなものを買いたいので」

主催者は、予防のために体温を測り、熱が出ていないことを確認した上で、アルコールを吹き付けて消毒しています。

主催者団体の高世樁さんは、「参観者には、マスク着用を呼び掛けています。強制ではありません。ただ、熱が37.5度以上あれば、入場できません」と話します。

アニメ・ファンとして知られる民進党所属の新人立法委員、つまり国会議員の頼品妤さんは、コスプレ姿が知られており、会場で注目を集めていました。

頼品妤さん、「とてもうれしい。立法委員に当選して初めて参加する大型イベントなのですよ」

新型肺炎の感染拡大の影響は、他にもあります。

注目の台湾ランタン祭りは、2月8日に開幕。

台北ランタン祭りは8日に開幕しますが、飲食ブースは取り消し。

台北国際ブック・フェアは、 5月7日開始に延期されました。

新型肺炎、今後の大型イベントへの影響が心配されます。

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