台湾、WHOに参加できず新型肺炎の防止に懸念

  • 29 January, 2020
  • 王淑卿
懸念が広がる新型肺炎。台北市ではマスクをする人が増えている。(写真:CNA)

中国湖北省武漢で発生した新型肺炎が感染を拡大しています。29日に中国で新たに感染が確認された患者が1459人増え、中国における感染者数が6000人を上回り、死亡者数が132人に増加しました。30日間だけで確認された感染者数は2003年のSARSより多くなっているものの、関連の感染情報は依然としてまとまっていません。

中央感染症指揮センターは29日午後、衛生福利部疾病管制署の荘人祥・副署長、感染症防止治療医療網の指揮官を兼務する、国立台湾大学の張上淳・副学長、専門家諮問チームの委員を兼務する、国立台湾大学小児科の李秉穎・副教授ら専門家を招き、合同記者会見を開きました。

専門家らは、「新型肺炎の感染状況などを把握する上で、一つの困難がある。それは関連情報を全般的に理解することができないことだ。この問題は検疫に抜け穴をもたらし、防疫には非常に不利だ」と指摘、「台湾がWHO・世界保健機関に参加していないため、迅速に関連情報を獲得することができない」と強調しました。

李秉穎・副教授は、「大流行をもたらす可能性のある新興感染症について、我々はまず包囲の対策をとってから減災に努める。現在、新型肺炎を域外に阻止し、域内における個別感染例もその関連状況を把握している。現在政府の急務は、集団感染を発生する可能性のある地域を判明してそれを国民に知らせることだ。今のところは、それは中国湖北地区だ」と説明しました。

(編集:王淑卿)

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