88歳達人、旅の思い出を建築模型に

  • 29 January, 2020
  • 曾輿婷
台湾中部、雲林県の荘新利氏は、30数年の間、ヒノキで世界名建築を36件作った。土木の仕事を退職した荘新利氏は、旅行中に撮った建物の写真を参考に、本物の建て方に従って、一つ一つの木製模型を作った。

緑の屋根、白い廊下、この3階建てのスペイン風洋館は、雲林県かつてのランドマーク、涵碧楼です。実物は1988年に取り壊されたものの、模型として、繊細に再現されています。

荘新利氏:「すべてヒノキで作ったから、長く保存できる」

台湾中部、雲林県に住む、88歳の荘新利氏は、30数年の間、日本の大阪城、台南市の赤崁楼など、世界の名建築の木造模型を36件作りました。総統府の模型は、今総統府に所蔵されています。

荘新利氏によりますと、どの作品も4、5ヶ月かけて創作しました。外見だけでなく、建物のデザインや構造までも理解しなければなりません。写真を見るだけで、建物の構造が分かります。その理由は?

荘新利氏:「昔は土木関係の仕事をしていたからね。景気が悪くて、旅行に出かけた。恒春で見た2つの古城からインスピレーションを得た」

退職後も建築を愛し続ける荘新利氏。旅行中、城の写真をとり、家でじっくり建て方を考えていたのが、ミニチュアの世界につながりました。

90歳近くの荘新利氏は、創作をやめざるを得ませんが、今まで作った建築模型は、重要な参考資料として次の世代へ伝承されていくことでしょう。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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