駐日代表:東京2020を機に台日交流を強化

  • 17 January, 2020
  • 王淑卿
台北駐日経済文化代表処(日本における中華民国の大使館に相当する)が7日、中華民国109年(2020年)新年会を開催した。日本の対台湾窓口機関、公益財団法人日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長(左)のほか、日本で暮らす華僑や政財界の関係者らも出席した。右は謝長廷・駐日代表(写真:CNA)

台北駐日経済文化代表処(日本における中華民国の大使館に相当する)が7日、中華民国109年(2020年)新年会を開催しました。新年会には、日本の対台湾窓口機関、公益財団法人日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長のほか、日本で暮らす華僑、政財界の関係者らが出席しました。

台北駐日経済文化代表処の謝長廷・駐日代表(日本における中華民国大使に相当する)は日本語によるあいさつの中で、「日本において、子沢山のねずみは、子孫繁栄の象徴でおめでたい意味合いをもつ。また台湾においてジャコウネズミは、『銭鼠』と書き、商売繁盛の象徴であり、国家にとってねずみ年は、経済発展の年という意味合いをもつ」と述べました。

謝・駐日代表はさらに「私個人にとっては、妻がねずみ年であることから、この40年間、常にねずみを敬ってきました」とユーモアたっぷりに述べ、会場は爆笑に包まれました。

今年7月末からは、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。そして、日本全域で、台湾の選手たちを受け入れるホストタウンは24都市に及びます。

謝・駐日代表は、オリンピック・パラリンピックの開催期間、駐日代表処では、文化、スポーツなどに関して、台湾を紹介するイベントを行うと述べ、大会閉幕後も、これらのホストタウンとの交流を深めることに期待を示しました。

謝・駐日代表はさらに、「経済、貿易、スポーツ、文化など各方面において、双方の交流は非常に密接であり、国民同士は親近感を覚えている」と強調。そして、「実際の調査においても、日本の人々は、アジアにおいて最も好きな国について中華民国台湾と答えたほか、57%の人が台湾に旅行に行きたいと答えた。一方で、台湾の人々も、最も好きな国に日本を挙げた」と「相思相愛」ぶりを紹介しました。

一方、日本台湾交流協会の谷崎・理事長は、「自分の兄はねずみ年であり、ねずみを尊敬して40年以上になる」とスピーチし、会場を沸かしたあと、「ねずみを狡猾だとみる人もいるが、激しい国際情勢の中においては、賢く対応して、活路をみつけていかなければならない」と指摘、「今年は象徴的な一年となる」と述べました。

谷崎・理事長はそして、日本と中華民国台湾との良好な関係に言及、「双方の関係は最も緊密で、両国の人々には深い結び付きがある」と強調、「日本を訪れた台湾の旅行客が非常に多いだけでなく、台湾を訪れた日本の旅行客も、昨年は前年比で10%増加した」と指摘しました。そして、「日本台湾交流協会は近年、双方が直面する課題解決を重視しているとして、介護ケアの分野では、台湾から20名前後の人々を日本に招き、2ヶ月間に渡って交流した」例を挙げました。

谷崎・理事長はそして、「今年、国際情勢は厳しいものとなるかもしれないが、双方の関係は変わらないだけでなく、より強固となるものと確信している」と述べました。

(編集:駒田英/王淑卿)

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