旧暦12月16日は『尾牙』の日、『刈包』を食べて運を招こう

  • 13 January, 2020
  • 早田健文
「刈包」、またの名を、「虎が豚を噛む」。虎の口が豚肉を噛むような形なので、虎が大きな口で、悪い運気を食べてくれるというわけだ。

これは、「刈包」(グアパオ)という食べ物です。

お客さん1。「何個買いましたか」「30個です」

たくさんの人が並んでいます。

お客さん1。「8時半から並んでいます。もう10時半ですから、2時間ですね」

大通りから路地まで並んでいます。

お目当ては、熱々の「刈包」です。

お客さん2。「あっちらかここまで並んでいますよ」

旧暦12月16日は、「尾牙」(びが)と呼ばれる日です。この日には「刈包」を食べる習慣があります。ちょうど、財布のような形をしているので、お金を招き入れる、縁起物です。

また、「虎が豚を噛む」という別名もあります。

お客さん3。「開いているところが口みたいでしょう。中には豚肉とピーナッツ粉を挟んでいる。ちょうど、虎の口が豚肉を噛むような形ですよ。だからこの名前があります」

虎が大きな口で、悪い運気を食べてくれるというわけです。

「尾牙」(びが)に「潤餅」(ルンビン)、生春巻きを食べる人もいます。大きく巻いたところが、お金のお札を巻いたようで、これも縁起物です。

では、なぜこの日を「尾牙」(びが)と呼ぶのでしょうか。

昔、商売を営む人は、市場に行って取引をしました。そこからこの名前が来ています。

また、旧暦の2日と16日は、土地公という神様を祭る日で、食べ物をお供え物しますが、これもこの名前の由来と関係があります。

お供え物をすれば、美味しいものが食べられます。

旧暦2月2日が土地公ををお祭りする1年で最初の日で、「頭牙」(とうが)、旧暦12月16日が、1年で最後のお祭りなので「尾牙」(びが)なのです。

昔、職場の皆で「尾牙」(びが)のごちそうを食べる時、ニワトリ料理の頭が自分の方に向くのを恐れていました。それは、仕事をクビになることを意味していたからです。

今は、そんなことはありません。ニワトリの頭は上を向けているのが普通です。これで安心して、お腹いっぱい料理を食べることができます。

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