国家安全に警鐘、中国人5千人が不法来台

  • 13 December, 2019
  • 林蕙如
首謀者の洪慶淋・容疑者(右)

台湾では、このほど、偽造した書類で中国公務員の台湾入国を手伝う組織が摘発されました。

首謀者の洪慶淋・容疑者のほか、その妻、娘、そして連携した旅行会社の関係者、計10人の任意出頭が求められました。警察によりますと、洪・容疑者は、実態のない社会団体を100個以上立ち上げ、交流という名目で偽造の依頼書や交流計画、招待状などを作ります。そして、中国人観光客を扱う認可を持っていない旅行会社、20余社と連携し、台湾旅行をしたいという中国の公務員や政府関係者の入国申請を代行し、1人あたり台湾元、1千から2千元の代行費用をもらうということです。このような不法入国は国境警備の重大な問題と見られます。

警察は、家宅捜査で印鑑など証拠品を押収し、10人の任意出頭を求めました。台北地方裁判所は洪・容疑者と3名の旅行会社の関係者に対して25万台湾元の保釈金で保釈許可を下しましたが、洪・容疑者は同時に海外渡航が禁止されています。また、このような方法で台湾へ観光に来た中国人観光客は1万人以上になる可能性があるとして、警察は移民署と共に捜査を続けています。

(編集:林蕙如/王淑卿)
 

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