魏徳聖・監督の新作、17世紀の台南を再現

  • 07 November, 2019
  • 王淑卿
「豊盛之城」歴史文化パークの建設計画を進めている魏徳聖・監督(左)が、11月1日、台南市の黄偉哲・市長(右)と、「台湾三部曲歴史文化パーク計画とBOT建設案」に署名した。(写真:CNA)

ハリウッド映画の撮影後、そのセットをそのままユニバーサルスタジオに移設することも少なくない。これによって、映画の中のシーンを再度体感することができる。将来はこのような体験が国外に出ずともできるようになる見込み。台湾にも「自己の映画テーマパーク」を持つことになるからだ。2008年、映画『海角七号 君想う、国境の南』で史上空前の大ヒットを記録した魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督が撮る「台湾三部曲」は、全ての撮影セットを台南の後壁に作る。主に17世紀の台南の様子を再現し、映画の撮影、上演後もこのセットを残すことで、台湾史の「テーマパーク」となる見通し。

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トリケラトプスと共に大草原を駆け抜ける。

水槽の中では巨大なモササウルスが泳いでいる。

もしあなたが「ジュラシックパーク」のファンなら、アメリカのユニバーサル・スタジオ・ハリウッド・テーマ・パークがおススメ。小舟に乗って、ジュラ紀の世界を探索できます。本物そっくりの機械の恐竜があなたを「ジュラシックパーク」の世界にご案内します。

しかし、将来台湾も自分たちの映画テーマパークを持つこととなります。

台南の後壁烏樹林。ここに魏徳聖(ウェイ・ダーション)・監督が新作「台湾三部曲」のセットを作ります。

魏徳聖・監督は、「台湾の人々に、私たちが住むこの場所が誕生したばかりの様子を見せたい。」と説明しました。

台江内海と呼ばれる干潟を掘り起し、17世紀の台南の風景を新たに作り出します。オランダ時代から鄭成功時代の歴史を描写。第1部はシラヤ族の鹿狩り勇士「沙喃」をテーマに。第2部は漢人の海賊・郭懐一について、第3部はオランダ宣教師・楊恩の物語について描きます。

魏徳聖・監督は、「私が完成させるものは一つの映画産業のものではない、永遠に残っていってほしいと願っている」と語りました。

撮影後、このセットは残すことが決定しています。

魏徳聖・監督のチームは、台南市と正式に契約を結び、新たな映画は一歩一歩前進しています。

台湾にはディズニーランドやユニバーサルスタジオはありませんが、魏徳聖・監督は、台湾独特の特色あるテーマパークを作りたいと意気込みを見せています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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