台湾の震度階級、来年から10段階に

  • 07 September, 2019
  • 王淑卿
20年前の1999年9月21日に台湾中部・南投県の集集を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した。写真は地震の被害で爆発した南投酒造工場。(写真:南投県の写真家・簡慶南提供、CNA)

中央気象局で使用されている震度階級が来年から10階級になる見通しです。震度はある地点での地震動の強弱の度合を示すもの。しかし、震度が大きいものの、災害が少ない地震もあったため、中央気象局地震研究観測センターは、来年から震度をこれまでの7階級から10階級に改訂し、震度5を5強と5弱に、震度6を6強と6弱に分ける予定です。

同センターは、日本の震度階級を取り入れ、4から4.9をすべて4にした、これまでの階級と異なり、4から4.4までは震度4に、4.5から4.9までは震度5弱に、5から5.4までは5強に改める方針です。

それでは、5弱の揺れとはどんな感じでしょうか、

吊り下げ天井照明が激しく揺れる、それとも食器棚が地震の揺れによって開いてしまい、中身が飛び出して床に散乱するといった感じ。

5強はテレビが床に転倒し、引き出しが開いて中身が飛び出す程度?または車が動けなくなる程度?

地震階級の見直しについて、国立台湾大学地質学科の陳文山・教授は、「部屋にテレビがない場合、どうやって震度を判断するか、大台北エリア(台北市、新北市、基隆市)を例に説明すると、例えば、新北市の土城や板橋の住宅の外壁にひび割れが生じたが、ほかのところにはない。震度階級を細分化するなら、市民にもっと分りやすく説明しなければならない」との見解を示しました。

中央気象局地震研究観測センターは、来年1月1日の実施に向けて、9月に震度階級改訂案を交通部に送る予定です。

(編集:王淑卿)

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