新北市樹林鎮南宮の供え物が話題に

  • 16 August, 2019
  • 王淑卿
新北市の樹林鎮南宮に今年ユニークな供え物が登場して話題を呼んでいる。写真は今年に登場した小さな子供たちに大人気の「佩佩豬」や「繽紛熊」、ポケモン。(写真:樹林鎮南宮のフェイスブックページより)

今台湾では旧暦7月の「鬼月」に当たる。この「鬼月」になると、あの世とこの世をつなぐ門が開き、先祖と無縁仏の霊がこの世に帰ってくると言われている。しかも、一ヶ月間もこの世にいる。いわば、霊たちの夏休みといった感じ。この一ヶ月、台湾の人たちは結婚や引越しなど、めでたいことをなるべく避けるようにしている。

今年旧暦の7月1日はちょうど8月1日に当たる。旧暦7月15日に当たる8月15日には、台湾各地でこの一ヶ月の平穏無事を祈り、先祖と無念仏を供養する儀式が盛大に行われた。その儀式は「普渡」とう。「あまねく済度する」という意味。

そのときに欠かせないのは、お供え物。伝統的な供え物は、豚・鶏・魚の三種類で「三牲」、そして果物と「看牲」などがある。「三牲」は、三種類の供え物の意味。近年、魚の代わりに長く保存できるスルメイカを使う人もいる。

「看牲」は小麦粉を練って果物や動物の形にしたもの。子どもたちが旧暦7月15日の中元祭りが好きな理由の一つにもなっている。供養の儀式が終わった後、それを持って帰れるから。

今年非常にユニークな「看牲」が現れて話題になっている。台湾北部・新北市の樹林にある道教の廟、「鎮南宮」の供え物だ。そこは以前ゲームアプリのPokemon Goで「ジム」になったことがある。

この鎮南宮は3年前から、「捏麺達人」にアニメキャラクターの「看牲」を作ってもらってそれを供えている。「捏麺達人」は小麦粉を練って様々な形にする職人さんのこと。今年はこれらの職人さんは、小さな子供たちに大人気の「佩佩豬」(ペッパピッグ)や「繽紛熊」(ベア・オブ・カラー、Bear of Color)のほか、ポケモンまで作り、話題を呼んでいる。

供養の儀式が終われば、子どもたちはそれを持って帰ることが出来るのでみな大喜び。でも、その著作権には問題がないだろうか、

(編集:王淑卿)

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