『火の鳥』が翼を広げた、台湾の女子高校生が銀河系の美しさを撮影

  • 12 August, 2019
  • 早田健文
高雄市前鎮高校3年生の女子生徒が撮影した、地球から1350光年離れたオリオン座の大星雲。火の鳥にそっくり。

高雄市前鎮高校3年生の女子生徒が、美しい銀河の写真の撮影に成功しました。カメラと望遠鏡で、地球から1350光年離れたオリオン座の大星雲を捉えました。その外観は、火の鳥が翼を広げているようです。また、地球から250光年のアンドロメダ銀河の、小宇宙のような姿も撮影しました。こうした写真は、いずれもコンテストで受賞した作品です。こうした写真を撮影するため、気温零度の山中で、3日間、徹夜をしたそうです。

この写真は、地球から1350光年離れたオリオン座の大星雲です。頭の部分がくっきりと交差し、赤と青のマントをまとっています。ちょうど、一羽の燃える「火の鳥」が翼を広げているようです。

この姿、1960年代、70年代生まれの台湾の人たちにとって、懐かしさを覚える画面です。

当時、大人気を博したドラマ「浴火鳳凰」に登場する火の鳥にそっくりなのです。

もう一枚の写真は、地球から250光年離れたアンドロメダ座に位置するアンドロメダ銀河です。若い星たちが、銀河の中で生まれています。美しい写真です。

この写真を撮影した劉芝妘(リュウ・シウン)さんは、「たくさん時間をかけて練習しました。天体観測器なので、値段がとても高いのです」と苦労を話します。

劉芝妘(リュウ・シウン)さんは、高雄市前鎮高校の3年生です。撮影のために、気温が零度の山に入り、3日間連続で、夜は寝ずに撮影を続けました。

劉芝妘さん。「山の上や海辺で、撮影を試みました。こうして撮影した作品です。都会の中で撮るより、ずっとすばらしいと思います」

この2枚の写真は、「熾翼(しょくよく)」と「浩瀚(こうかん)」というタイトルが付けられました。高校生が撮影したこの美しい作品、見る人に感動を与えています。

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