新竹城隍廟の虎門開門、霊たちがこの世に

  • 08 August, 2019
  • 王淑卿
旧暦の7月1日(今年は8月1日)、台湾北部・新竹の城隍廟では虎門の開門儀式が行われた。あの世の霊がこの世にやってきて一ヶ月間さまよう。(写真:RTI)

子の刻となり、虎の門が開門─。

旧暦7月、台湾北部・新竹城隍爺は霊たちに休暇を与えます。ただ、この休暇は適当に与えるのではなく、すべては規定に則って行われます。

新竹都城隍廟の鄭耕亜・総幹事は、「名簿を整理した後、最後に門を開ける。彼らは既に門の後ろで待っていて、一斉に飛び出してくる。」と説明しました。

城隍廟の虎の門は一年のうち旧暦の7月だけ開放され、あの世の霊たちが人間界にやってきます。

同じ旧暦7月のイベントといえば、宜蘭では市民による街頭パレードが行われ、銅鑼や太鼓が鳴り響く中、1か月かけて作り上げた長さ12メートルの金龍が登場したり、特殊構造の火を噴く車も登場し、イベントを盛り上げていました。

大人から子供まで釘付けになっていました。

イベントのメインは灯篭流し。今年は高さ7尺(およそ2メートル)、幅5尺(およそ1.5メートル)もある巨大な燈籠が登場。宜蘭河が夜明るく彩られ、市民は既に亡くなった人への思いをはせました。

「特に願い事は書いていない。亡くなった家族への思いを書いた」

「灯篭流しは、孤独な霊を招き、人間の供養を受け、成仏をさせるとともに、一年の平安を祈るものだ。」

この100年続くイベントによって、心を癒し、平安を祈ります。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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