ブロックチェーン新応用、データー削除されても証拠は残る

  • 20 July, 2019
  • 林蕙如
ブロックチェーン・セキュリティ社が「ブロックチェーン・ウィットネス」の開発成功を発表した

車のトラブルがあった時、携帯電話で証拠写真を撮る人は少なくないです。でも、車体にある傷は、どれが前からあったもの、どれが今付けられたものなのか、それを判明できる証拠がなかなかないので、裁判所の審理が大変な時間がかかることはよくあります。法律専門家、葉奇鑫さんがその原因について、電子資料が損傷や紛失しやすく、改ざんも簡単にできるから、証拠としての効力が認められず、補助証拠としてしか使えないと指摘しました

葉さんは、「自分で撮った写真を提出しても、相手の弁護士に改ざん、偽造された恐れがあると言われたら、裁判官もそれが改ざんや偽造されたものなのか、判断できない状況に陥る」と話しました。

この問題を解決するため、ブロックチェーン技術の応用会社、ブロックチェーン・セキュリティ社が、「ブロックチェーン・ウィットネス」というアプリの開発成功を発表しました。このアプリはアプリ内の写真と動画撮影機能や、録音機能、画面保存機能などを通じて、残したい証拠を保存できるほか、ブロックチェーンの改ざんや破壊ができない特徴を生かして、電子資料が本来の内容のままであることを保障できます。

ブロックチェーン・セキュリティ社のCEO、黃敬博さんは、「これからは需要が高まると思う。新しいアイデアを発想した時、どうやってそのアイデアを守るか分からない人が多くいる。アイデアが人に漏れてしまって、特許申請までされたら、逆に特許侵害で訴えられるのもありうる」と述べました。

黃敬博さんはさらにネット通販のトラブルを例として説明しました。ネットショッピングによるトラブルが起きた時、関連のホームページの内容がすでに変更されていたことがしばしばあります。本来のホームページの内容をブロックチェーンで保存すれば、悪質な業者が逃れられなくなります。また、フェイスブックやLineなどソーシャル・ネットワーキング・サービスでよく起きたネットいじめも、書き込みが削除されても、原告は自分が挙げた証拠は偽造されたものことではないと証明できます。

黃敬博さんは、現段階はデジタル証拠の保存と真偽の判別を中心にしますが、将来は知的財産権や重要なビジネス書類の保全に重きを置きたいと意気込みました。

(編集:林蕙如/王淑卿)

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