嘉義県阿里山森林鉄道の蒸気機関車「林鉄32号」、修復のため里帰り

  • 24 June, 2019
  • 早田健文
阿里山森林鉄道の蒸気機関車「林鉄32号」が修復のため里帰り。

嘉義県にある阿里山森林鉄道の蒸気機関車「林鉄32号」が、修復のため里帰りしました。この蒸気機関車は、100年ほど前に製造されたもので、20年ほど前から嘉義県竹崎郷の公園に貸し出されて展示されていましたが、長期的な静態展示のため、かなりの傷みが見られるようになりました。このため、このほどこの蒸気機関車を、阿里山森林鉄道に里帰りさせて、修復を行うことになりました。修復の必要な期間は1カ月を予定しています。

阿里山森林鉄道を運営・管理する阿里山林業鉄路管理処では、この国宝級の蒸気機関車の里帰りを歓迎して、にぎやかなイベントを開催しました。

楽隊の演奏に迎えられて、100歳を超える蒸気機関車が阿里山森林鉄道に帰ってきました。歓迎の旗も振られています。

これは、阿里山林業鉄道の第32号蒸気機関車です。1915年に製造されたものです。20年前に嘉義県に貸し出され、竹崎公園に展示されていました。しかし、外観の傷みがひどくなってきたため、阿里山林業鉄道の嘉義車庫に戻って、修復作業を行うことになりました。

クレーンで機関車を吊り上げ、里帰りの旅が始まりました。故郷で元のきれいな姿に戻されます。

阿里山林業鉄道および文化資産管理処の黃妙修・処長は、「まず検査を行って、体質を調整した上で、必要な修復をほどこします。昔のさっそうしたと姿を再現したい」と語ります。

32号蒸気機関車には、もう一台、兄弟がいます。

それは、31号蒸気機関車です。

阿里山森林遊楽区で大型イベントが開催される時は、必ず姿を現します。

阿里山は、台湾の有名な桜の名所ですが、この31号蒸気機関車に乗ってお花見に行くことができます。そして、修復が終わったら、蒸気機関車に展示されている32号もぜひ見に行ってください。

関連のメッセージ

本分類最新more