南投県埔里鎮に雲の滝、市街地のすぐそばに出現

  • 24 June, 2019
  • 早田健文
南投県埔里鎮に出現した雲の滝。山と盆地の温度差が作り出した光景だ。

車が行きかう市街地のすぐそばに、雲の滝が現れました。ある市民が、南投県埔里鎮で撮影に成功しました。雲の滝は、山の上にある武界集落の方向から、ふもとに流れ降りています。市街地のすぐそばのことなので、市街地の色とりどりの看板とのコントラストが、壮観でしかも特殊な光景を生み出しています。

気象局によると、埔里盆地の温度が山の上より高いため、山風が発生し、雲・霧がふもとに向かって流れ下ったのだということです。

白い雲の滝が現れました。ここは南投県埔里鎮です。向かい側の山は、武界山といいます。山の上からふもとに向かって、雲が流れ落ちています。珍しい荘厳な眺めです。この雲の滝は、市街地のすぐそばに出現しました。そのため、画面には色とりどりの看板が写っていて、雲の滝とのコントラストがとても不思議です。これは、陳琪元さんが、埔里鎮の中正路のロータリーから撮影したものです。

撮影者の陳琪元さんは、「偶然のチャンスで、ここから上を見上げると、雲の滝が見えたのです。曇の層が流れるように動いていました」と話します。

雲の滝は、ドライアイスが出す白い煙のようです。山の上から、谷に流れ落ちてきます。暑い夏にこのような現象を見ると、涼しさを感じることができます。

ただ、なぜ市街地からこのような光景を撮影することができたのでしょうか。

気象局の関係者は、「陳さんが撮影した場所は、直接、武界山を見ることができ、それに太陽の角度がぴったりだった。埔里盆地と武界山の温度差によって、このような雲の滝が発生した」と説明しています。

日月潭気象ステーションの張永政・主任は、「埔里盆地が太陽の光で温められたことから、武界山の山頂近くの冷たい空気がふもとに流れ降りてきました。それに伴って、雲・霧が流れ降り、滝のように見えたのです」と話します。

しかし、太陽の日射の角度は毎日違うため、毎日ここに建っていても、必ずしも毎回このような光景を見ることができるわけではありません。陳さんは、町中にいて、幸運にもこのような光景を目撃し、非常に鮮明に撮影することができました。このようなチャンスをものにすることは、とても珍しいそうです。

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