民進党の次期総統候補、13日にも確定か

  • 11 June, 2019
  • 曾輿婷
再選を目指す蔡英文・総統(右)と頼清徳・前行政院長(左)に関する支持率調査は、10日~14日に実施されている。(写真:フェイスブック)

次期総統選挙に向けて、与党・民進党は10日から14日まで、再選を目指す蔡英文・総統と頼清徳・前行政院長に対する支持率調査を行っています。

頼清徳・前行政院長の支持者は、民進党党本部に集まり、抗議活動を行っています。民進党の中央執行委員会は5月29日に、党内予備選挙の規則変更を決定し、頼氏の支持者から「予備選の規則を自らに有利な方法に変更した」と批判されています。

新たな選挙規則では、支持率調査の方法が、固定電話だけから、固定電話と携帯電話各50%に変更。蔡・総統が若者からの支持率が高いからと見られています。また、無所属の柯文哲・台北市長と、最大野党・国民党の韓國瑜・高雄市長も比較対象に加えました。蔡氏と頼氏は、8日にテレビ討論会を行い、直接意見を戦わせました。

これに対して、民進党側は、「公告された予備選挙の日程は、簡単に変えないのが原則だが、客観的な事実のため、調整を行う場合もある。」と表明しました。

予備選規則の変更について、頼・前行政院長は「今までにない悪例。本当に遺憾だ」と述べ、9日から3日間、台湾最南端の屏東県から票集めに奔走し、11日の午後に台北市に戻りました。

頼清徳陣営の林俊憲・立法委員は、「当事者の同意を得ずに予選の規則を変更したことは、民進党のイメージを大きく損なった」と批判しました。

しかし、蔡英文陣営の林錫耀・前行政院副院長は、

「みんなのコンセンサスを受け入れたことこそが大事。この決定は表決を経ていないものの、会議でのコンセンサスだから」と反論しました。

蔡・総統と頼・前行政院長の支持率調査の結果は13日正午にも明らかになる見通しです。民進党の公認候補の人選に注目が集まっています。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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